家計簿を見直して、貯蓄も保障も手に入れる! 上手に「貯蓄型保険」を利用する方法

将来に備えるには、家計簿を見直しして今から少しずつ貯蓄することが必要です。
また今の生活の中で無駄なところはどこなのか、何を節約するとよいのか現状を確認することも重要。

40 代のご夫婦で小学生のお子さまがいるご家庭をモデルに、明るい未来を創る「貯蓄型保険」の利用法についてご紹介します。

家計簿を見直してお金を貯めたいけど、どこから見直せばいい?

日ごろ何気なく使っている生活費。家計簿のどこをダイエットすれば、お金を貯めることができるのでしょうか。無駄をなくすポイントや貯蓄の方法について考えてみましょう。

いつも何気なく記入している家計簿。項目ごとの診断をしたことはありますか?

政府の統計調査から抽出した金額をご自分の家計簿に照らし合わせて、セルフチェックしてみましょう。
※それぞれの金額は、家族3 人あたりの日本人の平均金額から算出しています。
【固定費】
・居住費(家賃or住宅ローン、駐車場)
・光熱費(水道・電気・ガス)⇒26,000 円
・交通・通信費(電話・インターネット)⇒40,000 円
・教育費(学校の諸経費・お稽古)⇒公立小学校の場合26,000 円
・保険・医療費⇒13,000 円
・貯蓄

【変動費】
・食費(外食費含む)⇒70,000 円
・教養・娯楽費(家電、趣味、旅行など)⇒26,000 円
・その他消費支出(交際費、小遣い、雑費等)⇒60,000 円

【こんな費用も無視できません。年に一度、数年に一度かかるもの】
・固定資産税(住宅購入者)
・車検代(自動車所持)
・白物家電が壊れて買い直す
・塾や予備校の費用。特に夏期講習、勉強合宿などの集中講座は高い

 

参照:総務省HP「第2 表 主要家計指標 二人以上の世帯」2016 年1 ~3 月調べ
文部科学省 学習費調査

平均より上回っているからといって、必ずしも無駄な支出ではありません。
この家族3 人の生活費の平均を参考に、外食を抑えたり、スマートフォンを格安SIMに変更したり、それぞれの家庭で家計簿から節約できるところを探すことが大切です。
月に無理なく貯蓄できる金額がわかったら、次は貯蓄の方法です。

お金を貯めるポイントは2つ
1. 残った金額から貯蓄するのではなく、固定費に貯蓄額を組み込んでしまうこと。毎月の予算から貯蓄を取り分けることで確実にお金が貯まります。
2. 貯蓄に回したお金を増やすこと。

毎月の貯蓄額は、収入の10 ~25 %がよいといわれています。しかし生活費の割合は家庭によってさまざま。現実的に貯められる金額を固定費に組み入れ、毎月コツコツ積み立てていきましょう。

次はお金の上手な増やし方をご紹介します。

将来に備えて貯蓄を増やしたい! どんなところに気をつけるべき?

将来のことを考えて貯蓄をしたい。けれども何かあったときの保障もほしい。定期預金にしておいても損はありませんが、金利の低い今、貯金では増える見込みが少ないといえます。そんな時におすすめなのが保障と貯蓄の両方が手に入る「貯蓄型の保険」です。

貯蓄性の高い保険には、教育資金の積み立て用の「学資保険」、保障が一生涯続く「終身保険」、老後の生活資金準備用の「個人年金保険」、死亡保険金と満期保険金が同額の「養老保険」などがあります。

貯蓄型の保険は、一般的に死亡や高度障害状態の保障があり、払込期間や被保険者年齢など、一定の条件を満たせば、銀行の定期預金に比べて高い戻りが規定できるのがメリットです。

反対にデメリットとしては、掛け捨てに比べて保険料が高くなること。将来、物価の上昇でインフレのリスクも考えられます。(インフレリスクは銀行に預けておいても同じ事が言えます)
メリットとデメリットを考慮して、検討をしてみてください。

リスクが少なく税金で得をする? 個人年金保険のポイントを教えて!

急激に高齢化が進む日本。4 人に1 人が高齢者といわれていますが、今後はさらに加速していくと考えられています。そんな中、国の年金制度に不安を感じている人も少なくありません。ではどのように老後の資金を用意したらよいのでしょう。

個人年金保険は、老後の生活資金を準備することが目的の保険です。一定の年齢に達すると年金を受け取ることができるため、公的年金だけでは不安がある方、老後ゆとりを持ちたい方に需要があります。

受け取り方は大きく3 種類に分かれます。

終身年金 ⇒ 生きている間、年金が支払われる
確定年金 ⇒ 生死にかかわらず、定められた期間に年金が支払われる
有期年金 ⇒ 年金の受給期間が一定期間に定められており、かつ生きている場合に年金が支払われる

この他、一時金として一括で受け取る方法もありますが、この方法を選ぶと年金で受け取るよりも少ない金額になります。

【メリット】
・老後の生活資金を計画的に準備できる
・一定の要件を満たした場合、一般の生命保険料控除とは別枠の所得控除「個人年金保険料控除」を利用できる

【デメリット】
・中途解約すると、払込保険料よりも解約返戻金が少なくなる場合がある
・保険料払い込み期間中の死亡保険金額は他の貯蓄型保険よりも少ない


個人年金保険は保険料の払い込み期間中に解約すると、それまでに払い込んでいた保険料よりも返戻金が少なくなってしまう場合があるので、基本的には払込期間中は長期解約しないものとして考えたほうがよいでしょう。年金の受け取り前に死亡してしまったときは、払い込んだ金額がそのまま返ってきます。

また老後の生活資金が目的の保険なので、保険料の払込期間中の死亡保険金は低めに設定されています。

利率幅の大きい変額保険って危険?

利幅は大きいものの、リスクも伴う変額保険。メリットやデメリットを知り、上手に取り入れていくポイントを紹介します。

変額保険のことを簡単にいうと「保険と投資信託の特性を併せ持つ商品」。保険料の一部が他の保険の種類と区別した特別勘定として、株式や債券などの投資商品で運用されています。その運用実績に応じて、保険金額や解約返戻金が変動する保険です。

では変額保険のメリット、デメリットとは何でしょう。

【メリット】
・運用成績がよければリターンがある(保険金や解約返戻金が増える)
・保険料が割安
・運用成績が悪くても、死亡保険金の最低保証がある
・相続税の非課税枠が使える

【デメリット】
・運用成績が悪いと、満期保険金、解約返戻金の元本割れとなる場合がある
・運用がマイナスの時点で中途解約すると、元本割れとなる

ファンドの運用によって、将来受け取れる金額が大きく変わってくるのが変額保険。死亡保険金の最低保証もあり、保険料が比較的安く設定されているのが魅力です。

また、保険には相続税の非課税枠があるので、変額保険は相続税対策としても有効です。

500 万円×法定相続人の数=非課税限度額

同じハイリスク・ハイリターンの金融商品には投資信託もあります。変額保険よりも投資信託の方が手数料は低めですが、保険ではないので死亡保障はついていません。

参照:国税庁「相続税の課税対象になる死亡保険」

まとめ 賢い「貯蓄型保険」の利用法とは?

万が一のときの保障を確保しつつお金を貯めたい方に、貯蓄型の保険がよいことがわかりました。

「平成25 年度 生活保障に関する調査」によると、老後の生活に不安を感じている人は8 割以上にものぼり、その多くが「公的年金だけでは不十分」と考えているようです。安定した老後を迎えるためにも、早くから対策をとり、自分にとってベストな貯蓄の方法を選ぶことが大切です。

貯蓄型の保険は定期預金に置いておくよりも高い戻りが期待でき、長期の貯蓄に向いていることが利点です。中途解約で元本割れしてしまうこと、インフレのリスクがあることなどを考慮して上手に利用してください。

将来に向けての貯蓄はリスク回避のため、一つの金融商品に絞らずに分散して持つことも大切です。個人年金保険などの貯蓄型保険や死亡保険金の最低保証がある変額保険を上手に取り入れて、バランスのとれた資産運用を心がけましょう。

参照:公益財団法人 生命保険文化センター「平成25 年度 生活保障に関する調査」P27

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