四月病って何? 新入社員や新入生は注意が必要! 特徴と対処法

学校では新学期が始まり、会社では新入社員が入ったり、
部署の配置転換があったりと変化が多い4月。

温暖な気候で春らしい花が芽吹くとても気持ちのいい季節ですが、
新しい環境に身を置くことの多いこの時期は、
環境変化によるストレスが原因で起きる「四月病」にも注意が必要。

今回は、その原因や症状、対処法などをご紹介します。

【目次】
◆ 「四月病」って何? 気付きにくいその症状
◆ 頑張りすぎにご用心! 環境変化が引き起こすストレス
◆ 「四月病」にならないために。対処法と心掛けたい習
◆ こちらも知っておきたい「五月病」。その原因と対処法
◆ まとめ            

「四月病」って何? 気付きにくいその症状

「四月病」と“病”が付いて呼ばれるものの、実は医学的に正式な病名ではありません。
環境が変わる時期は、知らず知らずのうちに誰もがストレスを溜めやすく、
さまざまな不調を招くことが多いのです。

これをわかりやすく一括りにして「四月病」と呼んでいます。
では「四月病」の症状はどんなものなのでしょうか。

「鬱(うつ)」という症状はよく耳にすると思いますが、
では「躁(そう)」という症状についてご存知ですか?

「鬱」が精神的に塞ぎ込みやすく、すべてに無気力になる状態だとすれば、
「躁」はその反対。

やる気に満ちあふれ、非常に精神が昂揚している状態といえます。
しかし一見よいことのように感じるやる気も、
必要以上に出すぎてしまうと心身のバランスを崩す原因に。

“十分”を超してしまうほどのやる気が、精神の興奮を招いたり、
怒りっぽさにつながったりすることがあります。

そして、この「躁」状態の困ったところは、自分ではなかなかおかしいと気付きにくいこと。
「何かをせずにはいられない」
「いろいろなことにチャレンジしすぎる」
「自分が大きくなった気がしてしまう」
「おしゃべりになる」
などの症状があっても、それをプラスに捉えてしまうことが多いのも事実。
「四月病」と自覚するのは難しいといえるでしょう。

頑張りすぎにご用心! 環境変化が引き起こすストレス

では、どうして「四月病」が引き起こされてしまうのでしょうか。
新学期や新入社をはじめ、さまざまなことがスタートする4月は、
やはり自分でも新たなことを始めようと思いがち。
多くの人が頑張りすぎる傾向にあります。

ただでさえ慣れない環境の下、自分のキャパシティーを超えて頑張りすぎれば、
どこかにその反動が出やすくなるもの。

新入生であれば、
「無理に人間関係を広げようとする」
「多く人に好かれようと自分を演じすぎる」
「自分の許容範囲以上の講義を履修する」

など、思い当たる行動はありませんか。

社会人なら、
「仕事を詰め込みすぎる」
「自分磨きと称して勉強会や習い事をいくつもやりすぎる」

など、少なからずあるのではないでしょうか。
それ自体は悪いことでなくても、要は程度の問題。

何事も行き過ぎるほどに頑張れば、知らぬ間にストレスが蓄積され、
心身に悪影響を及ぼす可能性があるということは知っておいたほうがよいでしょう。

 「四月病」にならないために。対処法と心掛けたい習慣

「四月病」の症状や原因がわかったところで、気になるのがその対処法。
どうすれば防ぐことができるのでしょうか。

それを考える上でのポイントは、私たちの体で働く「交感神経」「副交感神経」です。

「交感神経」は、活動するとき・興奮状態のとき・ストレスがかかる状態のときに働き、
「副交感神経」は、リラックス時・休息時・就寝時に働きます。

片方の神経が働くとき、もう一方は休むといったように、
交互にバランスよく働くことで心身の健康を保っているのです。

健康状態がよい人の場合、日中は外からの刺激に対応しやすいように「交感神経」が働き、
夜は「副交感神経」の働きによって、リラックスして休息をとることで疲れを回復させます。

しかし環境変化からのストレスや、頑張りすぎてしまって一種の興奮状態が続けば、
「交感神経」ばかりが優位になり、「副交感神経」とのバランスが崩れてしまうことがあります。
すると、それが精神的にも肉体的にも不調を招く要因に。

「副交感神経」への切り替わりがうまくいかなければ不眠にも陥りやすいため、
ストレスがどんどん蓄積されていく負の連鎖が生じてしまうことも。
これが「四月病」の起きる要因ともいえそうです。

そうならないためには、できるだけリラックスすることが重要。
おすすめなのは、「副交感神経」の働きを促す「深呼吸」
日常的に、ときどき「深呼吸」する習慣をつけてみましょう。

ほかにも、たとえば以下のような行動から、しっかりとリラックスできる環境を整えていきましょう。

  • ジャスミン茶などの温かいハーブティーを飲む
  • お風呂にゆっくりつかる
  • 帰宅後に穏やかな音楽をかけ、日中活動からリラックスへの切り替えスイッチをつくる
  • 就寝前はTV、スマートフォン、パソコンなどのメディアをシャットアウトする
  •  

こちらも知っておきたい「五月病」。その原因と対処法

実は「四月病」と関わりが深いのが、よく耳にする「五月病」
これも正式な病名ではなく、GWが終わる頃に起こりやすい精神症状を総称したものです。

主な症状は、「不安感」「焦り」「抑うつ」「無気力」など。
学校や会社に行きたくない、やる気が起きない、いつものように物事を楽しめない
といったようなことが起きてくると、「五月病」かもしれません。

新たな生活が始まった4月からGWまで、張り詰めた状態で頑張りすぎていればいるほど、
大型連休でいったん気が抜けた状態から、元のやる気ある状態まで立て直すことが難しくなります。

「四月病」で必要以上の無理をしすぎていると、
5月の連休明けの精神的な落差はより激しくなる傾向に。
そのために「五月病」を招くということが多々あるのです。

そんな「五月病」にならないために、その前の「四月病」に十分注意しておくことは大切ですが、
万が一「五月病」らしき症状が出てしまったら、どのように対処すればいいでしょうか。

その治し方としては、「四月病」と同様に深呼吸するなど、リラックスを意識することが大切。
十分な睡眠や食事をとって、あまり「~したほうがいい」、「~しなければいけない」など
神経質に考えすぎないことです。

「今、目の前のことをこなすだけでもいい」と気楽に構えていくようにしましょう。

 まとめ

新年度が始まる4月、一所懸命に頑張ることは悪いことではありませんが、
無理を続けることがないように注意が必要。

ただでさえ、新しく慣れない環境にいることが多い4月は、
「自然とストレスがかかりやすい」ということを意識して、リラックスを十分に心掛けること。

ときどき「張り詰めすぎていないか」「自分の許容範囲を超えてやりすぎていないか」
を振り返り、
「深呼吸」を忘れずに。

次の「五月病」も招くことがないように、頑張った分以上の休息や睡眠を大事にして、
「四月病」の対策をしていきましょう。

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Writerこの記事を書いたライター

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