若者にも増えている突然死は他人事ではない! 発症するメカニズムと予防法

働き盛りといわれる40代や50代の男性に最も多い突然死。
元気であっても、心臓発作や心筋梗塞、脳梗塞に襲われる可能性があり、決して他人事では済みません。

また、冬場のお風呂での突然死を招くヒートショックなど、突然死を起こす原因やメカニズム、日常の生活で気をつけるにはどんなことがあるでしょう。

【目次】
◆ 元気であっても要注意の突然死
◆ 原因の約6割は心臓に!
◆ こんな生活習慣が突然死を招く!
◆ 日常生活で予防する方法
◆ 最後に

 

元気であっても要注意の突然死

突然死とは、急性の症状が現れて24時間以内に死亡、あるいは発症から1時間以内で死に至る自然死のことです。

ついさっきまで元気だった人が、なぜ突然?
若くて元気な著名人が突然亡くなったというニュースをたまに見かけます。
突然死の原因で多いのが心筋梗塞ですが、若くして発症した人には共通点があります。

「男性」「喫煙者」「乱れた食生活」「ストレス」「睡眠不足」「過労」です。
普段元気そうであっても、ストレスや疲れを溜め込んだ精神的ダメージに、喫煙や食生活の乱れといった肉体的ダメージが加わった状態であると、いつ突然死しても不思議ではないといえるでしょう。

原因の約6割は心臓に!

突然死の原因には心臓病によるものが6割以上といわれ、疾患名を挙げるならば「急性心筋梗塞」「狭心症」「不整脈」「心不全」「心筋疾患」「弁膜症」などです。
ほかにも「脳血管障害」「消化器疾患」などがあります。

突然死に関する厚生労働省の研究によれば、突然死が起きるのは就寝中が最も多く、その次に入浴中、休憩中、排便中となっています。

急性心筋梗塞は、朝8時~10時に起こりやすいことが知られています。
これは、起床時は交感神経が活発になり、血圧が急激に上昇すること、就寝時は水分補給をしないので、血液の粘性が高くなり、血栓ができやすくなることが考えられます。

また、ヒートショックという言葉を聞いたことはありませんか?
寒い外から暖かい室内への移動や、入浴で冷えた脱衣所から熱い湯の中に浸かるといった急激な温度差は、心筋梗塞を引き起こしやすくします。

とくに外気と室内温の差の激しい冬場は、ヒートショックに対して要注意といえるでしょう。

こんな生活習慣が突然死を招く!

心筋梗塞の主な原因として、動脈硬化があります。

動脈硬化が進み、心臓の筋肉に栄養や酸素を送る冠動脈で血管が詰まると心筋梗塞を起こします。
動脈硬化は生活習慣病のひとつであり、「高血圧」「脂質異常症(高脂血症)」「肥満」「運動不足」「喫煙」「ストレス」などが重なると、心筋梗塞を引き起こす割合が高くなります。

狭心症は、ストレスが大きく関わっているといわれ、また精神的なストレスが動脈硬化を急激に促進すると考えられています。

喫煙者で「仕事が忙しく、寝不足が続いている」「疲れやストレスが溜り、ゆっくり食事をする時間もあまり取れないため、コンビニ食や外食で済ませている」加えて運動不足、といった生活習慣の人は、突然死の危険性が高いといえるでしょう。

日常生活で予防する方法

「思い当たることばかりだけど、とくに体に悪いところはなく健康なはず!」と、自分の健康を過信していていはいけません。

まず会社などの定期健康診断は必ず受診しましょう。
とくに30歳以上の人は、年に数回血圧を測り、数値を把握しておくこと。
食事は減塩を心がけ、就寝前には水分を補給しておくようにします。

何らかの症状が出たら、面倒くさがらずに医療機関での受診を。

たばこはやめるのがいちばんですが、それができなければせめて本数を減らし、根元まで吸わないこと。

ストレス発散や運動不足の解消に、スポーツなど体を動かすことを趣味にして生活の中に取り入れ、睡眠も十分に取るようにしましょう。
自然と生活にメリハリができ、日常を健やかに送れるようになるはずです。

最後に

働き盛りで仕事に追われるような毎日だと、つい食生活が乱れたり、睡眠不足、ストレス、喫煙の増加となったりします。
こうした積み重ねが、動脈硬化を促進させ、ある日突然……ということになりかねません。

自分の生活習慣で気をつけられる部分から、少しずつ改善していくことでリスクが減っていきます。
動脈硬化を遠ざけることが、突然死を遠ざけるといっても過言ではないでしょう。

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