集中力を高め、礼儀作法が身につく「書道・習字」でインテリジェンスな子育て

英語やピアノ、水泳に次いで人気のお稽古事が「習字」。
字の書き方を覚えるのはもちろん、ほかにもさまざまなことが身に付く優れた習い事です。子どものお稽古に習字を選んだ家庭は、どうして習わせようと考えたのでしょうか。習字を習うメリットを探ります。

【目次】
◆ 習字をさせたい理由とは何? 習い始めは何歳から?
◆ 字がきれいになるだけじゃない習字のさまざまなメリット

◆ 習字のお稽古って月額どのくらい? 初めに用意するものは?
◆ まとめ

習字をさせたい理由とは何? 習い始めは何歳から?

中国から漢字が日本に伝わったのは弥生時代といわれています。その後、仏教の伝来とともに写経や中国との交流の中で“書”は発展し、やがて書道という文化が生まれることにつながっていきました。ところで、書道と習字はどのように違うのでしょうか。

◆ 書道:お手本通りに書くことを超越し、個性を表現する芸術の一つ。

◆ 習字:お手本を見て美しい字が書けるように習うこと

学校では、小学3 年生から中学3 年生までは字をきれいに書くことを意識した習字を、高校生からは選択で書道を学びます。

習わせたい理由は?

親が子どものお稽古に習字を選ぶのは、もちろん「字を上手に書けるようにさせたい」という理由が一番に上げられるでしょう。それに加えて学校の勉強に役立つから、礼儀作法を覚えて欲しいから、また忍耐力や想像力を身に付けてもらいたいからという意見もあります。

子どもが習い始めるとしたらいつから?

やはり、正座をして筆を持てなければ習字はできません。それができるかどうかが、習い始めるタイミングを判断するポイントといえます。一般的には、ひらがなの勉強を本格的に始める小学1 年生からが多いようです。

きれいに書くだけでなく、字の書き順が覚えられるので、低学年の国語の勉強に結び付くということも多くの親がこの時期を選ぶ理由。また、小学3 年生からは習字の授業が始まるので、その準備としてほかの習い事から切り替えたという意見もありました。大人になってから書を習い始めたという方もいるくらいなので、習字を始めるのに遅いということはありません。

ご祝儀袋や履歴書、子どもの文房具の名前付けなど、人に見せる字を書く機会はその後の人生の中にいくらでもあります。習字は大人になってからも役に立つ習い事ですが、とはいえ子どもが興味を持ってくれなければ長続きしません。そこで、まずは教室に入る前に習字を体験させてみてはいかがでしょう。入会前に体験させてくれる習字教室もあるので、一度問い合わせてみることをおすすめします。

字がきれいになるだけじゃない習字のさまざまなメリット

字を美しく書くということ。それを第一の目的としてトレーニングするのが習字ですが、それ以外にも習字には多くの利点があるのです。

集中力が付く

筆に墨を付け、「とめ」「はね」「はらい」と、一筆ずつお手本を見てゆっくりと書き上げることで呼吸が整い、集中力が身に付いていきます。子どものうちはそれが学力や運動能力の向上に結び付き、大人になってからも仕事などに役立ちます。

姿勢が良くなる

習字教室に行くと、まず初めに正しい姿勢で座ることを教わります。背筋を伸ばして正座することで猫背予防になり、その姿勢が習慣化することで美しい身のこなしにつながっていきます。また、正しい姿勢は健やかな発育にも良い影響を及ぼします。

礼儀作法が身に付く

習字は昔からあるお稽古の一つ。基本的な挨拶や日本らしい礼儀作法など、日本の伝統的な文化を学ぶ機会にもなります。

文字の形がきれいに書けるようになるだけではなく、集中力や所作が美しくなるなど、さまざまなメリットがある習字。子どものうちにこれらを身に付けることのできる習い事が習字なのです。

習字のお稽古って月額どのくらい? 初めに用意するものは?

習字のお稽古を始めるには、一般的にどのくらいの費用がかかるのでしょうか。

月謝はいくら? 用意するものは?

習字のお稽古代は、週に1 回で月平均3,000円~5,000 円というところが多いようです。半紙や教材、鉛筆を使った硬筆の料金などは別途かかることもあります。

教室に入ったとき、初めに用意するものは筆、墨汁、硯、文鎮、下敷きなどが入ったお道具セット。半紙や墨汁などの消耗品は、その都度買い足しが必要になります。進級試験のための受験料など、ときどきのイベントによってかかる金額もさまざまですが、習字は子どものさまざまな習い事の中で比較的安価な部類といえるでしょう。

また習字教室にはいくつもの流派があり、上達の目標も芸術性であったり、あるいは師範免許の取得を目指すことであったりと、いろいろです。何を身に付けたいかを明確にし、お子さんに合った教室を見つけてみてください。

まとめ

美しい字は一生の財産。習字を通じて正しい書を身に付ければ、世界の国々に日本の文化を伝えることもできます。墨の香りのする和室で半紙に集中し、無心に筆を進めていく。家庭ではなかなか味わうことのできないこうした時間も、子どもにとっては将来につながる貴重な体験といえるのではないでしょうか。

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