病気にならない健康法は食べることから。 お母さんの食生活が子どもの身体をつくる

「病気は食生活にある」と聞いたことはありませんか? これには食事の摂り方や栄養のバランスによって、健康状態が左右されるといった意味合いが含まれています。それは「食べること」が、私たちの身体をつくるうえで重要なことのひとつだからに他なりません。

特に子どもはそれが顕著です。ではどのような摂り方をしていくのが最も効率的なのでしょうか? まずは一日の健康をつかさどる「朝食」、また途中の栄養補給「おやつ」についてみてみましょう。

健康は毎日の食事から。子どもの健康は親の食生活を見直すことから

小さな子どもを持つお母さんたちは子どもの栄養を考えますが、まず考えるべきはご自身の食生活。赤ちゃんはお母さんのお腹にいるときにはへその緒を伝ってダイレクトに、その栄養を享受することになります。

つまりお母さんが日ごろから口にしている食べ物の栄養バランスが偏っていると、赤ちゃんはそれをそのまま受けることになります。

また生まれて母乳から離乳食を経たのち、多くの家庭ではお母さんと同じご飯を食べるようになります。そのため病院で妊婦さんや子どもの栄養指導をしている栄養士の先生は、はじめに「お母さんの食生活を見つめ直すこと」を提唱しているそうです。

内閣府の資料「親の食態度と子どもの食態度」によれば、”子どもの食生活は親の食生活、親の養育姿勢、家庭や社会などといった周りの食環境から大きな影響を受けている”とあります。

その日食べたいものを基準に食事の献立を立てるということも「食べたい=身体がその栄養素を求めている」という意味では外れてはいませんが、子どもは身体の基礎ができる段階。好き・嫌いで食べるものを選り好みすることなく、タンパク質・炭水化物・脂質をバランスよく摂る(摂らせる)よう心がけましょう。

特に子どもは大人に比べて味覚も繊細です。塩分や糖分の多い料理は味を薄める、量を減らす、与えないようにする…といった工夫も必要です。

※参考:内閣府の資料「親の食態度と子どもの食態度」

エネルギーの上手な補充におやつ。子どもの身体づくりに必要なおやつの摂り方

子どもは食事と睡眠が仕事といわれるくらい、「食べること」が大切。栄養バランスだけでなく、食事を摂る時間や、量などについても気にしたいものです。特に子どもは身体が小さい分、食べ方にムラがあるため1日の摂取量を3~5回くらいに分けて与えることもあります。

そんな時、重要な役割を果たしてくれるのがおやつの存在。一回当たりの食事の量を大人の半分くらいと考えると、その残りをおやつの時間で賄うことができると理想的です。

1日あたりのカロリーは1~5歳までが900~1300kcal、~10歳まででは1200~2250kcalとなっていることを考えると、150~200kcalくらいまでを目安とするといいようです。

※厚生労働省:日本人の食事摂取基準(2015 年版)の概要


おやつと聞くと甘いお菓子が浮かびますが、虫歯や肥満などを考えると、お菓子のほかに果物やパン、おにぎりなどの炭水化物や芋類、チーズなどの乳製品などと組み合わせて摂取することで、食事では足りなかった栄養素が補えます。

また時間は食べ物を摂取したあと、次の食事時間までを計算し、午前中もしくは午後4時くらいまでに摂ることを目安にするとよいでしょう。一般的におやつといえば、10時と15時。食事の時間を考えるとちょうど最適な時間といえます。

おやつの考え方は「エネルギーの補充」。この考え方は大人にもあてはまります。よく「お菓子は心の栄養」と言うように、ちょっと疲れた、あるいは小腹がすいた時に、上手に取り入れることで活力を取り戻すきっかけにもなるので、上手に取り入れてみてください。ただし、くれぐれも摂りすぎには注意しましょう。

一日は食から始まる。朝食は身体を目覚めさせるエネルギー源!

最近は「朝食を食べない」という人も増えています。朝食を摂ることについては諸説がありますが、基本的には一日をスタートさせるために大切な栄養源。文部科学省の資料※にもあるように、朝食のエネルギーは、眠っている身体を起こし、リズムを整えて一日をスタートさせるための原動力となります。

※文部科学省:1日のスタートは朝ごはんから

「準備する時間がない」「食べるより寝ていたい」という声もあるでしょうが、朝食は摂取後すぐに熱量に変わります。脳を活性化させて身体全体にエネルギーをいきわたらせるため、元気よく一日をスタートさせることができます。

けれども朝食を摂らない場合、例えば前日19時に食事をしたとして、翌日の昼まで何も口にしなければ、17時間なにも口に入れないということになり、脳もエネルギー不足となって、授業中にイライラしたり集中力を欠いたりすることも。

午前中は特に摂取した食べ物が熱量に変わりやすい時間。「食事時間がない」という方の究極の朝食は「バナナとコップ一杯の牛乳」。果物の王様といわれるだけあって、タンパク質やビタミン、カリウムなどが豊富に含まれており、牛乳と組み合わせることでセロトニンやビタミンB6 を増やし、落ち着いて1日が過ごせるようになります。

このように朝食を摂ることで、脳を活発にして集中力を高め、身体の代謝を上げて活動しやすい状態を作ります。一日が決まる朝。健やかな一日を過ごすためにも、ぜひ朝食は積極的に摂るようにしましょう。

今や日本人の食生活は欧米化が進み、それに伴って生活習慣病や若年性糖尿病なども増えつつあります。栄養のバランスや不規則な食生活は病気のもと。特に子どもの身体は、その影響を受けやすいといえます。家族の健康を守るためにも、まずは日ごろの食生活から再確認してみませんか?

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

LAIFの人気記事をお届けします。

Writerこの記事を書いたライター

LAIFadmin

あわせて読みたいこちらもあなたにおすすめです

病気にならない健康法は食べることから。 お母さんの食生活が子どもの身体をつくる ページTOPへ戻る