逓減定期保険とは?加入前に知っておきたいポイントを紹介

死亡保障のある保険には大きく分けて「定期保険」「終身保険」「養老保険」の3つがあります。
これらについては、テレビCMでもよく放送されているように多くの人が聞いたことがあるのではないでしょうか。

しかし、契約者が死亡した時に保険金が支払われる保険にはそれら3つ以外にも
「逓減定期保険」「収入保障保険」などがあります。

特に逓減定期保険は、死亡保障において他の保険にはない特徴があるので
生命保険の加入を検討している人はその仕組みをよく理解しておきましょう。

 

逓減定期保険とは?どんな仕組みかを解説します

 

逓減定期保険と聞くとあまりピンとこない方が多いかもしれません。
実はこの保険方法はテレビCMなどでも広告されていることがあるのですが、
その読み方の難しさからかこの名前よりも保険の商品名で周知されることが多いです。

そのため、あまり多くの人にとってあまりなじみがないかもしれませんが、
この保険は「加入者が年齢を重ねていくに従って保険金額が減少していく」ことに特徴があります。

例えば、加入時の年齢が30歳で保険料払い込み期間が60歳までのケースを考えてみましょう。
このケースでは保険加入時の30歳時点の保障が最も高く、保険料払い込み終了時点の60歳が最も低いです。
仮に30歳時点の保障金額が300万円で毎年10万円ずつ減少していく仮定すると、
ちょうど60歳時点では0円になります。
実際の商品はこれほどきれいに割り切れることはないでしょうが、イメージとしてはこれに近く、
死亡保障金額が年々減少していく保険だということです。

 

なぜ保険金額が減るの?逓減定期保険のメリット

 

逓減定期保険の特徴としては「年々死亡保障金額が減少する」ことですが、
なぜこのような保険が求められるのでしょうか。
それは契約者に万が一のことがあった場合の死亡保障は常に一定金額が必要ではない」
という考え方を理解することが重要です。

例えば、子供がいる家庭ではその子供の成長に合わせて必要となる保障額は年々減少していきます。
仮に一家の大黒柱である父親に万一のことがあった場合に、子供が0歳の時のケースと
子供が大学を卒業して就職をしているケースでは、父親の死後に必要となる生活費に各段の差が生じます。

前者のケースではこれから衣食住の生活費だけでなく、子供のための教育費など
さまざまなお金がかかるのに対して、後者ではそのような資金は基本的に必要ありません。
そのため、後者のケースでは父親の死亡保障が少なくても生活に困らないケースがあるのです。

また、この保険のメリットとしては保険料支払いの1回あたりの掛金は全期間を通して計算されているため、
保険期間の前半では「安い掛金で高い保障を得られる」というものがあります。

加入する保険金額にもよりますが、保険期間終了まで同じ保障を掛け続ける
一般的な定期保険よりも安くなることがあるのもメリットです。

 

加入前にチェック!逓減定期保険の注意点

 

逓減定期保険の加入を検討する際にはいくつかの注意点に気を付けましょう。

まず「逓減定期保険は基本的に掛け捨て型である」ということは認識しておいてください。
保険料が全期間を通して一定であり、その分保険料を抑えられることが
逓減定期保険のメリットですが貯蓄型ではありません。
そのため、保険料払い込み満了日まで支払い対象になることがなければ
払った保険料は基本的に返ってきませんので、それを理解した上で
家庭に無理のない範囲で掛金を設定しましょう。

また、保険料払い込み期間中に解約したい場合も解約返戻金がないか、
あっても少額になることが多いです。
逓減定期保険は死亡保障に特化した保険であるという認識を忘れないようにしましょう。

また、当初に掛けた金額が足りなくなるケースもあります。
この保険は年々保障額が減っていくことが特徴ですが、加入時よりも子供が増えたり、
予定にはなかった私立校へ進学したりしたようなケースでは保障が足りなくなるかもしれません。
そのようなケースがあったら、こまめに保険の見直しをすることが必要だといえるでしょう。

 

ライフプランに応じて!逓減定期保険の選び方

 

逓減定期保険にはさまざまな商品があり、支払保険料や逓減割合、逓減期間などがそれぞれ異なります。
そのため、自分のライフプランに合わせた保険を選ぶことが重要です。

中には逓減率を自分で設定できたり、保険期間途中で一生涯の保障に変更できたりする商品もあります。
例えば、子供が小さい時よりも大きくなってからの方が必要となる教育費は高くなりますので、
幼少時は逓減率を少なめに設定して保障額を多く残しておき、高校や大学入学時から
逓減率を大きくする方法も選択肢の一つでしょう。(※1)

また、基本的に「定期保険」という名前の保険は、その名の通り「定まった期間の保障」しか受けられません。
それに対して、保障が一生涯続くものは「終身型」と呼ばれますが、逓減定期保険の中には
加入期間の途中で終身型へ変更できるものもあります
変更できるから必ず良いとは限りませんが、人生はいつ・何があるか分かりませんので
「少しでも加入期間中の選択肢を多く持っておきたい」という人はチェックしてみると良いでしょう。

他にも逓減定期保険を検討する時は「遺族年金などの公的年金がどれぐらいもらえるか」や
「住宅ローンの支払い」など考えなければならないことがたくさんありますので、
自分で算出することが難しい時は、保険代理店などで専門家の力も借りてみてください。

 

※1.【がん保険ブリッジ】逓減定期保険のメリット・デメリットを元保険外交員が徹底解説!
http://hoken-bridge.jp/teigenteiki-merit-demerit/

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