車両保険や保険価格の基礎知識!保険金額の決め方はどういうもの?

自分で車を持っていて、運転するなら、ぜひ車にまつわる保険について、内容を知っておきましょう。十分注意して運転しているつもりであっても、事故を起こしてしまうことはあり得ます。また、自分に落ち度がなかったとしても、誰かが起こした事故に巻き込まれてしまうかもしれません。その時に、保険でどれだけ保障が受けられるかどうかを知っておくだけで、金銭的な面での負担は軽減されるでしょう。そこで、今回は車両保険について、保険価格と車両保険金額の話を中心にとりあげます。

 

 

車両保険の基礎知識!保険価格って何?

 

最初に、車両保険とはどんな保険商品かについて説明します。契約した車が衝突・接触などの原因で損害を受けた場合にその修理費用を補償してくれるものです。具体例としては、「車と車が衝突した」「火災で車が焼けてしまった」「飛び石に当たってドアが傷ついた」「車庫入れに失敗して車をこすった」「車自体が盗まれ、いくら探しても見つからない」などの場合が考えられます。
実際にこれらの事故が起こってしまった場合、支払われる保険金額はどう決定されるのでしょうか。修理費が時価額を超える場合および車が盗難され発見されない場合は「全損」として扱われます。この時、車両保険金額または時価額が支払われる仕組みです。一方、「全損」として扱われない場合をまとめて「分損」といいます。この時、修理費から自己負担額を差し引いた金額が支払われる仕組みです。(※1)
車両保険の加入を考える際、もう一つ理解してほしいことがあります。それは、保険価格(価額)の概念です。(※2)本来は、保険金の給付対象となる事故(保険事故)が起こった場合、被保険者がこうむる損害額を指す言葉ですが、車両保険の場合は車本体の現在価値がそれにあたります。
車両保険は、保険価額に対して給付金が決まるシステムであるため、あらかじめ契約したい車の保険価額を把握しておくのがとても重要なのです。一言でまとめると、「保険価額が高いうちは加入する価値はあるが、低くなった場合は加入しない選択肢もある」と考えましょう。
例えば、新車のうちに車両保険に加入する場合は、保険価額である車の現在価値も高くなります。特に、納車されてから時間が経たないうちに車が盗まれた場合、もう一度購入するための出費はやはり大きくなってしまうでしょう。このような場合、車両保険からの給付金を使えば、車の買い替えもスムーズにいくはずです。
逆に、10年以上乗っている中古車の場合、保険価額は極めて低いです。そのため、仮に中古車に対して車両保険を設定したとしても、保険事故が起こった場合の給付金も安く抑えられてしまう可能性が高くなります。中古車の場合は修理に費用がかかる場合も少なくありません。車両保険からの給付金だけで十分に修理ができそうかどうかも判断しましょう。もし、給付金があまりに少なく、修理費を賄えそうにないとわかったら、車両保険自体を解約するのも一つの選択肢です。
なお、車両保険に加入する際は、「車両保険を使うと損をする」可能性があることも覚えておきましょう。(※3)車両保険に加入している人が保険事故にあい、実際に保険金の請求手続きを行う場合は、等級が下がってしまうからです。等級が下がることで、翌年以降の自動車保険の保険料は確実に上がります。具体的な事故についても触れておきましょう。まず、「3等級ダウン事故」とされているのが、電柱で車をこすったなどの単独で起こした事故、当て逃げなどほかの車がかかわった事故です。一方、「1等級ダウン事故」とされているのが、盗難・いたずら・火災・飛び石などの自分にも相手にも責任のない事故です。保険事故でこうむった損害額次第ですが、車両保険を使って修理をしない方がいい場合もあるため、慎重に扱いましょう。

 

車両保険金額って一体?金額の決め方は?

 

次に、車両保険金額について説明しましょう。(※3)これは、車両保険で支払いを受けられる給付金の上限額のことです。先ほど述べた保険価額に基づいて決定します。つまり、契約時の時価相当額によって決定されるので、契約者が自由に設定できるわけではない点に注意しましょう。車両保険金額は、契約したい車の車種・年式・形式から定められた範囲内で一定の幅が示される仕組みです。その中から、支払える保険料や自分の希望に応じて、車両保険金額を決めていきます。車両保険金額として提示される幅は、保険会社によって若干のばらつきがあるのも現実です。そこで、高めに設定したい場合は複数の保険会社から見積もりを取るといいでしょう。
では、実際に車両保険金額を選択する際には、どんな点に注意すればいいのでしょうか。ここでは、1年未満の新車だった場合を想定してみます。この場合、購入時の支出額を全部賄える金額を選択するのが一般的です。具体的には「本体価格+車両保険の対象となる付属品の価格+消費税」で計算します。一度車両保険を申し込んだあとは、満期が近くなると保険会社から見積もりが送られてきます。見積もりを見れば、次の車両保険金額がわかる仕組みです。目安として、減価償却分が考慮され、1年で1割程度低く評価されていきます。自分の思った金額通りだったら問題はありませんが、そうでない場合、まずは保険会社に相談しましょう。相談の結果、車両保険を解約したり、他社に乗り換えたりという選択肢も出てくるはずです。

 

 

※1【SBI損保】車両保険ガイド – 車両保険って本当に必要?
http://www.sbisonpo.co.jp/car/gimon/vehicle/

※2【保険市場】保険市場用語集保険価額
https://www.hokende.com/words/%E3%81%AF/%E4%BF%9D%E9%99%BA%E4%BE%A1%E9%A1%8D

※3【SBI損保】車両保険ガイド-車両保険金額とは?その決め方は?
http://www.sbisonpo.co.jp/car/gimon/vehicle/vehicle03.html

 

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