費用が高いレーシック手術!健康保険や医療保険は使えるの?

視力を回復する方法として注目されているのがレーシック手術です。ただ、レーシック手術は手術費用が高額になることが多く、それが手術を受けることをためらわせる一因になっています。それでも視力が回復するというのは大きな魅力。何かしらの保障があれば受けたいという人は多いでしょう。そこで、レーシック手術に健康保険や医療保険が適用できるのか、他に高額な手術費用をまかなう方法はないのか、またレーシック手術のリスクについても説明します。

 

 

そもそもレーシックってどんな手術なの?

 

レーシック手術は角膜屈折矯正手術の一種で、近視や遠視、乱視を矯正する手術です。眼は角膜で光を屈折させることで景色を見ています。その際に光を上手く屈折させることができないと、ピントが合わずぼやけてしまいます。それが視力に異常をきたす原因となっているのですが、レーシック手術によって角膜を調整し、ピントを合わせられるようにすると視力が回復する可能性があるのです。(※1)
角膜の調整にはレーザーを用います。レーザーで調整する際には角膜の表面ではなく少し内側を削るため、角膜の表面を薄くスライスしてふた状にしておきます。(※1)このふた状の角膜をフラップと呼び、フラップを作る方法のことをレーシックと呼ぶので、レーシック手術という名前がついているのです。(※1)実際には、フラップを作る方法は数種類あってそれぞれ手術名は異なるのですが、レーザーで角膜を削るという点はレーシック手術と変わりません。(※1)

 

 

レーシックのために保険は使える?健康保険は適用できるの?

 

健康保険はありとあらゆる手術に適用しているわけではありません。手術をしなくても日常生活に問題がない場合や、高度な技術を用いるために普及度が低い手術などには保険が下りないのです。(※2)角膜の屈折異常は眼鏡やコンタクトレンズでも矯正できるため、健康保険の適用外となっています。(※3)このような健康保険対象外の診療を自由診療と呼び、費用やサービスなどは医療機関が独自に設定します。(※3)
では、医療保険ならレーシック手術に給付金が下りるのでしょうか。レーシック手術が普及し始めた当初はほとんどの医療保険がレーシック手術を対象としていたのですが、2007年4月に多くの医療保険がレーシック手術を対象外としました。(※3)その後も対象とし続けている医療保険もありますが、基本的には手術給付金は出ないと考えた方が良いでしょう。なぜレーシック手術が対象外になったのかというと、費用が高額だったことが原因です。そのため、一時的に医療保険に加入してレーシック手術を受けたら解約するという人が増えてしまい、その対策として保険会社はレーシック手術を手術給付金の対象外としました。(※4)ただし、2007年4月よりも前の契約ならレーシック手術が対象となっていることもあるので、契約内容を確認してみましょう。

 

 

費用を抑えるには?保険が使えないならどうしたら良い?

 

レーシック手術は健康保険の対象外と言いましたが、同じ公的な補助でも医療費控除の対象にはなっています。医療費控除とは、年間の医療費に応じて翌年の課税所得が少なくなるというものです。課税所得が少なくなれば税金も少なくなるので、その分お金に余裕が出るでしょう。医療費控除は、1月から12月にかかった医療費が10万円以上、もしくは所得の5%以上であれば受けられます。(※5)所得が200万円以上であれば10万円以上、200万円未満であれば所得の5%以上となります。(※5)例えば、所得が100万円の人はその5%、つまり5万円を越えた分について医療費控除が適用されるということです。税金の計算は家族の収入も合算されるのと同じで、医療費控除についても家族全員の医療費を合算して申請できます。(※3)
医療費控除を申請するには確定申告が必要です。(※3)会社勤めの方は普段、確定申告ではなく年末調整という形で会社内で税金の調整が行われますが、医療費控除は自分で税務署に行って申請します。その際に、手術を受けたときの領収書が必要になるので大切に保管しておきましょう。(※3)ただ、一つ注意点があります。それは保険が下りた場合はその分の金額を差し引かなければいけないということです。(※5)実際に自分が負担した分だけが医療費控除の対象になります。医療費控除以外の保障としては、レーシック手術を受けた人の紹介で割引してくれるなどの保障を用意している病院もあるので、そういった制度を利用するのも良いでしょう。

 

 

レーシック手術を安全に受けるために!注意すべきことって?

 

ここまでレーシック手術を受ける際のお金について話してきましたが、もう一つ重要なことがあります。それは手術のリスクです。どんな手術にもリスクはつきもので、当然レーシック手術にも合併症や感染症の危険が伴います。また、手術に成功しても再び視力が落ちてしまう可能性もあるのです。原因はさまざまですが、手術の際に少しのずれが残っていた場合、年を取ってピントの調整力が落ちたせいでずれが大きくなってしまうなどが起こりえます。(※6)それから、レーシック手術において多く起こる合併症はドライアイで、その原因はフラップを作る際に知覚神経を切断することです。治療は可能ですがそれにも費用がかかってしまうようでは、医療費控除などを受けたとしてもその効果が薄れてしまうでしょう。(※6)
このようなリスクを避けるためにも、病院選びは重要です。再手術にかかる費用が無料といったアフターフォローを用意している病院なら、お金についての心配は少なくなります。不具合が起こらないようにするためにはしっかりとした検査が重要なので、実績の多いところを選ぶことも大切です。検査の精度というのは機器の性能だけでなく、医師の経験にも左右されるからです。また、過去にレーシック手術の際に衛生管理を怠ったことで集団で感染症を起こしたという事例もあるので、衛生管理を徹底しているかもチェックしましょう。(※6)病院が公表している情報だけでなく、口コミも参考にするとより細かい部分までわかるかもしれません。
レーシック手術は高額になるケースが多いです。もし費用に納得がいかないなら、ナイトレンズや人口レンズの埋め込みなどレーシック以外の方法もあります。眼科医に相談して最善の方法を探しましょう。

 

 

※1.【公益社団法人日本眼科医会】レーシックを受けることをお考えの皆様へ ーそのレーシックは本当に安全でしょうか?ー
http://www.gankaikai.or.jp/important/lasik.html

※2.【All About】健康保険でカバーできる範囲ってどこまで?
https://allabout.co.jp/gm/gc/18936/2/

※3.【ヘルスケア大学】レーシックは保険適用される?
http://www.skincare-univ.com/article/007531/

※4.【保険相談サロンF.L.P】レーシック手術は医療保険の対象になりますか?
http://www.f-l-p.co.jp/ray-chic-operation-made-the-target.html

※5.【All About】医療費控除の還付金は、いくら?計算方法はコレ
https://allabout.co.jp/gm/gc/11889/

※6.【森井眼科医院】手術のリスク
http://morii-ganka.jp/operate/lasik/lasik06.html

 

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