老後の備えに!個人年金保険の基本情報まとめ

日本の国民年金制度も、なかなか先が不透明でもらえる頃にはなくなっているかも、という不安があります。老後までに資金を上手に蓄えるには、国民年金に頼らない方法にしなければいけません。個人で契約する個人年金保険であれば、自分に合った掛け金で老後のために積み立てができるため安心できます。子どもにもお金がかかるため後回しにしがちですが、自分の老後も今のうちに考えて手を打っておかなければ後々悔やむことになってしまいます。

 

 

個人年金保険って何?主な種類は?

 

個人年金保険とは、国民年金や厚生年金などの公的な年金とは別に、任意で契約して公的年金の補てんを目的とした私的年金のことです。個人が自由に契約できる年金だけあり、年金の受け取り方もたくさんあります。終身年金は、死亡するまで一生年金を受け取ることができるため、長生きするほどお得になるタイプのものです。有期年金は、契約時に決めた期間年金を受け取ることができます。しかし死亡するとその時点で年金を受け取ることができなくなるタイプのものです。確定年金は、生死に関係なく、契約時に決めた期間年金を受け取ることができ、遺族にも支払われるタイプのものです。また、年金の積み立て方にもいろいろ種類があります。円建て個人年金保険は、一般的な円で積み立て、円で年金を受け取るタイプのものです。変額個人年金保険は、円で積み立てた分を株などで運用し、その結果得られた分も足されて年金を受け取るタイプのものです。当然、運用結果次第では積み立てた分よりもマイナスになる場合があります。外貨建て個人年金保険は、円ではなくアメリカドルなどで積み立てていくタイプのものです。円安になれば積み立てた分よりも多く年金を受け取ることができますが、円高になれば年金額が減少してしまうリスクもあります。(※1)

 

 

加入率はどの程度?個人年金保険の実態は?

 

個人年金保険の注目度は年々上昇しているものの、加入率自体は変わらず横ばいになっています。50代での加入率が最も高く、およそ3割の方が加入しています。しかし、40代以下はおよそ2割程度にとどまっており、あまり普及しているとはいえません。認知度の問題や、老後に対する関心の薄さが加入率の低下の原因と考えられます。最も加入の多い年金の種類としては、給付期間が10年の確定年金が一般的で、開始時期は60歳からが主となっています。(※2)

 

 

個人年金保険に加入する魅力は?メリットとデメリット

 

わざわざ公的年金の他に、私的年金へ加入するのにはそれだけメリットが多く存在するからといえます。1つ目のメリットは、返戻率が100%を上回るケースが多いことです。特に多くの方が契約する確定年金は契約時点で受け取る年金額が分かるため、返戻率が100%を下回らないことを確認してから契約できます。2つ目は、個人年金保険料控除という対象になり、所得税や住民税の減税ができる可能性です。個人年金のための保険料は、所得税や住民税の課税対象から控除できる場合があります。 保険料払込期間が10年以上でなければならないなどの条件があるので注意ですが、所得税が最大4万円、住民税が最大2.8万円控除できます。3つ目は、目標通りお金を貯めやすいことです。特に、契約時点で受取金額が分かる確定年金は、老後の収入計画を立てやすいため利用する人も多いのです。4つ目は持病があっても問題のない商品もあることです。生命保険と違い、簡単な健康診断結果などの提出のみで加入できることが多く、手軽に加入できるのも魅力です。逆に、デメリットもいくつかあります。1つ目は、定額年金だとインフレに対応ができないことです。物価が上昇しても積み立てた金額は変わらないため、受け取る金額の価値が下がってしまう場合があります。2つ目は、受け取る年金が課税対象になるケースがあることです。私的年金を受け取る際は所得としてみられ、所得税がかかります。見た目上返戻率が100%を超えていても、所得税を引けば100%を切ることになるかもしれません。3つ目は、途中で解約をすると損をすることです。年金は積み立てるものですので、解約時点まで積み立てた分は解約返戻金として戻ってきます。しかし、返戻率は契約年数が少ないほど低くなり、100%返ってくることはまずなく、ほとんどの場合が損をしてしまいます。当然解約することで契約はなくなるため、年金が払われることはありません。4つ目は、運用が上手くできない可能性があることです。変額タイプや外貨タイプのものは、運用次第では大きく資産を減らしてしまうリスクもあり、必ずしもプラスになる保証はないということを覚えておきましょう。(※3)

 

 

老後を考えるなら… 知っておくべき将来の生活費

 

夫婦2人が老後に生活をする上で、最低でもおよそ22万円必要であるといわれています。さらに、ゆとりある老後生活を送るためには約35万円が目安とされており、退職金や国民年金だけでまかなっていくことは難しくなります。特に、定年してから死ぬまで長いほどよりお金が必要になってくるため、個人年金保険の加入は重要になってきます。収入のあるうちにコツコツと積み立てていき、自分に合った積み立て方法で老後を楽しめるように準備しておくと、お金の問題でいろいろ悩まずに済むでしょう。

 

※1【価格.com】個人年金保険
http://hoken.kakaku.com/insurance/gpa/
※2【保険市場】個人年金保険の加入率
https://www.hokende.com/life-insurance/pension/columns/subscription_rate_of_private_pension_insurance
※3【個人年金保険の教科書】個人年金保険とは?個人年金保険の種類とメリット・デメリットを考える
http://hokensc.jp/kojinnenkin/shikumi.html

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