生命保険の終身型!特徴について知っておこう

もしもの時に備えて、生命保険への加入を考えている人は多いのではないでしょうか。ただ、「人気だから」「知人に紹介されたから」といった曖昧な理由で保険を選ぶと、必要な時に必要な保障が受けられないこともあります。必要な保障を受けるには、自分のニーズに合った生命保険を選ぶことが肝心です。保険への基礎的な知識と理解があれば、自分にとってベストの保険が選べるでしょう。生命保険は、終身保険と定期保険とに大きく分けられます。(※1)ここでは、一生涯保障が続く終身保険について詳しく解説します。

 

 

終身型生命保険の特徴について

終身保険では、払込満了時まできちんと保険料を支払えば一生涯保障を受けられます。たとえ途中で解約しても、保険料に応じた「解約返戻金」が支払われるため貯蓄にまわすこともできます。終身保険は保障と貯蓄両方に備えることができる保険なのです。内容については、死亡保障(被保険者が死亡または高度障害状態の場合に、残された家族へ支払われる保険金)が主契約です。保障は葬儀代や墓代、当面の生活費、ローンの返済や相続費用などが挙げられます。(※2)これ以外の保障を受けたい場合は、特約をプラスするとよいでしょう。特約はいわばオプションであるため、メインの主契約に追加して契約します。特約には数多くの種類があり、加入するメインの保険に応じて変わります。終身型の生命保険では、主に「入院特約」や退院後の通院日数に応じて給付金を受け取れる「通院特約」、介護が必要となったときに備える「介護特約」などがあります。特約を付ければより手厚い保障を受けられますが、その分だけ保険料は割り増しされます。(※3)

 

 

短期間で支払うとお得?支払い方法は4つ

 

“保険の支払方法には、「月払い」「半年払い」「年払い」があります。1年間の保険料総額で考えれば、月払いよりも半年払い、半年払いよりも年払いが安くなります。
「一時払い」と「全期前納払い」という方法では、保険料の総支払額をさらに安くすることができます。
「一時払い」とは、全保険期間分の保険料を1回で支払う方法であり、「全期前納払い」は全保険期間の保険料を保険会社に預け、このお金から毎月または年1回と支払う方法です。双方の共通点は、いずれも全保険期間の保険料を一括で用意する必要があることです。大きく異なる部分は、「全期前納払い」が解約時や被保険者の死亡時には未経過分の保険料が返還されるのに対して、「一時払い」では返還されない点です。
一般に、保険料の払込期間が短いほど保険料は高くなるものの、積み立てが早く増えていくので解約時の解約返戻金率がアップします。保険料払込期間が終われば、数年すると返戻率は100パーセントを超えて毎年増えていくためお得です。(※4)(※5)終身保険を教育資金や老後資金などに活用したいなら、資金が必要となる時期を考えて保険料の払込期間を決めるとよいでしょう。”

 

 

終身型生命保険のメリット

 

終身型保険のメリットは、まず、保険期間が一生涯であるため、保険金を必ず受け取れることです。掛け捨ての定期保険では払い込んだ保険料は戻ってきませんので、大きなメリットといえます。また、定期型とは違い、保険料が一定であるため毎月の負担が変わりません。保険料の総支払額も見通しがつくので、「支払い続けることができるか」「出費が重なる時期はないか」などの判断もしやすいでしょう。解約返戻金制度もあるため貯蓄ができ、養育費や老後の生活費、学資保険の代用にも活用できます。(※1)
終身保険の保険料は、被保険者が死亡した際に支払う「死亡保険料」、保険会社の運営費に充てられる「付加保険料」、被保険者が生存しているときに支払う「生存保険料」で成り立っています。加入者が解約するときは、「死亡保険料」と「付加保険料」は返還されませんが、「生存保険料」とその運用利益が返還されます。これが解約返戻金です。解約返戻金には「通常型」「低解約返戻金型」「無解約返戻金型」の3種類があり、この中では「通常型」が払戻金が最も高く、支払った保険料を上回るケースもあります。(※6)
この他にも、生命保険は相続税対策にもなります。被保険者が亡くなった際に支給される保険料も相続財産とされますが、この保険料には「受取人数×500万円」の非課税枠が設けられているので、財産にかけられる相続税を節税できるというわけです。(※1)

 

 

終身型生命保険のデメリット

 

終身型保険の最大のデメリットは、一定期間の保障のみの定期保険に比べて、どうしても保険料が割高になることです。そのため、定年後も支払い続けられるのかという問題が出てきます。加入する際には、将来設計を明確にして無駄な保障を省き、高額な保険料にならないよう慎重にプランを選びましょう。さらに、終身保険は老後資金や大きな保険金の確保が難しいことも事実です。基本、死亡時に保険金が支払われる仕組みであるため、必要な時にお金が確保できるとは限りません。老後や教育費用にと当てにしすぎるのは要注意です。また、終身保険のみですべての保障をカバーすることはできません。あくまで貯蓄で対処できないリスクに備えることが目的です。将来の不安からあれもこれもと加入すると、高い保険料に苦しみ途中解約せざるを得ないことになりかねません。そして、終身という長期間にはインフレリスクも伴います。将来受け取る保険金や解約返戻金の価値が、20年後、30年後には実質的に下がっている可能性もあるでしょう。(※1)

 

 

生命保険の終身型!特徴を抑えて加入しよう

 

終身保険は保障が一生続くこと、保険金が確実に受け取れることが最大のメリットです。しかし、若い時期は保険料が高いといったデメリットもあります。まずは、今の自分にはどのような保障が必要なのか見極めることからはじめましょう。そして、結婚や出産といった生活環境が変わるタイミングにも、十分な保障が受けられるようにその都度保険の見直しが必要です。いざという時に困らないよう必要な知識を身に着けて、過不足のない終身保険を選んでください。

 

 

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