生命保険の保険料… 支払・保障金額の平均はいくら?

もし自分自身や自分に身近な存在の人が亡くなってしまったら、どれぐらいの費用が必要になるでしょうか。人が亡くなった後に必要なお金には、葬儀場や火葬場に支払う葬儀費用の他にも、念仏を唱えるお坊さんに支払うものやお墓の維持管理費などがあります。また、亡くなった人が収入を得ていた場合、その人の稼いでいた金額がそのまま減ってしまうでしょう。そのようなリスクに備えるのが生命保険です。しかし、不安を感じるあまり保険に加入しすぎると保険料の支払いが負担になり、普段の生活に支障をきたしてしまいます。そこで、一般的に生命保険料の相場がどれぐらいなのか調べた上で、自分に合った保険料を知るためのプランニングについて解説していきます。

 

 

生命保険の保険料!皆はどれくらい支払っているの?

 

平均的な保険料の相場を把握するための資料として、平成25年度に生命保険文化センターが実施した「生活保障に関する調査」があります。これによると、生命保険と個人年金保険を合わせた男性の年間での保険料平均は24.1万円、女性は平均18.2万円です。また、最も多い割合なのは、男性が「12万円から24万円未満(31.7%)」、女性が「12万円未満(37.9%)」でした。これらの結果から、男性の方が女性よりも多くの保険料を支払っていることが分かります。保険料が多いということは、ほとんどの場合で保障金額も高いということです。つまり、男性が死亡した場合により多くのお金が必要になるという考えの人が多いことが分かります。
さらに、1世帯あたりの年間保険料を見てみると平均で41.6万円です。ちょうど男性と女性の年間平均保険料を合わせた金額とほぼ同等となっていることが分かります。ただし、こちらの金額分布は1位「12万円から24万円未満(17.7%)」2位「24万円から36万円未満(16.4%)3位「12万円未満(13.9%)」と項目ごとの割合の差はほとんどありません。生命保険は加入する人の家族構成やニーズによって必要な保障額が変わります。個人ごとで考えるよりも世帯ごとで考えた方がより平均化されるため、このような結果になっているのでしょう。

 

万が一の際のサポート… 死亡保障の金額はいくら?

 

“死亡保障金額の平均は平成22年度に生命保険文化センターが調べています。それによると、男性の平均が2043万円であるのに対して、女性の平均は944万円です。男性の死亡保障が女性よりも約2倍高くなっていることが分かります。ただし、死亡保障は残された遺族のために適切な金額を設定しなければなりません。そのため、一度加入したらほったらかしにするのではなく、大きなライフイベントがあるたびに見直しをする必要があります。
死亡保険金額の見直しで最も大切なライフイベントは「子供の誕生」です。子供が生まれることによって日々の生活費の増加だけでなく、将来的な教育費の捻出まで計算する必要があります。一般的に、子供が生まれてから大学を卒業するまでに必要な費用は3000万円ほどです。もちろん、大黒柱に万一があった場合には「遺族年金」などの公的補助をうけられますので、この金額を全て死亡保険金でまかなう必要はありません。また、子供が大きくなるにつれてこの金額は減っていきますので、ずっと3000万円の保障が必要というわけではないです。ただし、子供が私立の学校に行くと教育費用がさらにかかる可能性があります。自分の家のライフプランを明確に描いておくことで、想定外のケースが起こったら微調整するとよいでしょう。”

 

 

無駄のない保障プランを選ぶ!必要保障額とは

 

“最適な死亡保障金額は各世帯によって異なります。独身者よりも家庭がある人の方が高額な保障が必要になるケースは多いですし、子供がいればさらに多くの保障がいるかもしれません。いたずらに不安だけ感じて保障額を大きくしても保険料の払い過ぎによって、日常生活で不便を感じることがあります。大切なのは自分に合った必要保障額を算出しておくことです。
必要保障額とは「一家の大黒柱に万が一の不幸が起きた場合に、残された家族が安心して暮らすために必要な金額」だといえます。そのため、必要保障額を算出するためには現在から未来に向けてどれぐらいのお金が必要になるかシミュレーションしなければなりません。必要保障額をシミュレーションするためには、まず現在の収入と支出を明確にすることです。日々の生活費や住宅ローンの返済、おこづかいといった細かい部分まできちんと算出しましょう。家計簿をつけている家庭であれば比較的簡単に行うことができるでしょう。
その後、子供の進学や車の買い替え、住宅ローンの繰り上げ返済といった比較的大きなライフイベントを年次表にして作成してみてください。そうすると「いくらぐらい必要なのか」という目安の金額が算出できます。よくあるパターンとしては、今は住宅ローンを支払っているがローン完済後は比較的余裕ができる、というものです。しかし、そのときも安心はせずに自宅の修繕費の積み立てや老後資金のための貯蓄などの費用を忘れずに計算しておくようにしましょう。”

 

 

保険料の相場を知り、保険料のプランニングに役立てよう

 

生命保険は人生を豊かに暮らすための手段の一つです。保険料を払いすぎてしまうと、人生を十分に楽しむことができずに本末転倒になってしまいます。少なすぎてもいけませんが適正な相場を把握し、自分に必要な分だけ加入するようにしましょう。ただし、自分で必要保障額を正確に算出することは時間も労力もかかります。また、記入漏れした事項があると、必要になる金額を大きく間違えてしまうこともあるでしょう。できるだけ、第三者の目で確認してもらうようにしてください。保険代理店などで聞けば、そうしたシミュレーションを無料で行ってくれるケースもあるので、利用してみるとよいでしょう。

 

 

 

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