生命保険で万が一の入院に備える!入院給付金とは

万一怪我や病気で入院することになった場合、多かれ少なかれ医療費がかかります。大きな怪我や重い病気になると、そのぶん医療費の負担が生活に大きな影響を与えることにもなりかねません。そんなとき、公的な制度を利用して医療費の負担を軽減させる方法があるほか、民間の保険会社にも入院治療費をカバーできる入院給付金があるのです。そこで、今回は高額療養費制度をはじめとする公的制度のしくみや保険会社の入院給付金について説明します。

 

入院時の自己負担金額はどれくらい?

 

“実際に入院した場合、病院に支払う自己負担金はどのくらいになるのでしょうか。もちろん怪我や病気の程度や治療方法によって違いがありますが、入院給付金を受け取れる人、入院給付金の適用外になってしまった人、高額医療制度を利用した場合などでも変わってきます。これらの異なる条件を含めて1日あたりの自己負担金額を計算すると、平均は1万6,000円ほどです。分布をみてみると10,000円~15,000円未満の範囲に収まることが多く、全体の23.3%を占めています。また、1日10,000円以上必要だったケースが全体の6割を占めていることから、入院時にかかる金額として最低限1日10,000円以上となることは考慮に入れておく必要があります。

 

 

万が一の入院をサポート!入院給付金とは

 

“病気や怪我で入院することになると、仕事に行くことができません。その場合、病院に支払う入院治療費が大きな出費となってしまいます。貯金がある程度ある人ならば、突発的な出費にもある程度対応することができるでしょう。しかし、入院してしまうと一時的にせよ収入が見込めなくなり、家族に大きな経済的負担をかけてしまうことになります。民間の保険会社が提供している生命保険の中でも入院給付金が支給されるタイプのものは、入院治療費や見込めなくなる収入分をカバーしてくれます。保険プランによって多少違いはあるものの、一般的に保障金の計算は日割りで行われ「1日5,000円~1万円程度」が相場です。また、傷病に関わらず一定の保障金を得られる場合が多く、入院給付金が支払われる医療保険に加入していればある程度の給付金を確実に受け取ることができます。ただ、医療保険にはさまざまなプランがあり、限られた傷病に対して給付金が上乗せされるプランなどもあるため、どのくらい保障が必要となるか検討して加入する保険を決めるとよいでしょう。

 

 

入院費が高額になる…高額療養費制度を知っておこう

 

“入院治療費をカバーしてくれるのは民間保険会社が提供する入院給付金だけではありません。公的な健康保険制度でも家計を圧迫しかねない高額医療費を助けてくれる「高額療養費制度」があり、一定の金額を上回ると入院費が払い戻されます。月初めから月末までの1カ月間にかかった入院費が高額になってしまった場合に適用される保障制度で、限度額がどのくらいになるかは年齢や収入によって変動します。また、一度の入院で支払った医療費が上限に達していなくても、1カ月以内に複数受診して合計が上限を超えると高額療養費制度を利用することが可能です。さらに、同じ医療保険に加入している同一世帯の家族が支払った医療費も同一月ならば合算することができます。他にも、高額療養費制度には「多数回該当」というしくみもあり、過去1年以内に3回以上上限額に達した場合は次の4回目からさらに負担が軽減されます。ただ、病院に支払う金額の中で食事代や差額ベッド代など保険外の負担分は対象にならないため、申請する際は注意しましょう。(※1)(※2)

 

 

入院時のサポートは健康保健でも

 

入院時に受けることができる公的保障としては、他にも「傷病手当」があります。傷病手当は会社員が病気や怪我で仕事ができなくなって収入を得られない分をカバーし、療養中の本人と家族の生活を支えてくれる制度です。傷病手当を受け取れる条件はいくつかあり、まず医師が患者の病状を診察し就労することができないと判断されることが必要です。また、病気や怪我で仕事を連続して3日間休んだうえでその後も休む必要がある場合、4日目以降に対して手当が支給されます。傷病手当は健康保険による保障ですが、健康保険を使わず自費で治療を受けた場合の費用や自宅療養している期間でも仕事に就けないことが証明できれば手当を受け取ることが可能です。ただし、傷病手当は業務に関する事由は労働災害保険の給付対象となるため、支給の対象とはなりません。その他美容整形手術など健康保険の給付対象とならない治療のための療養も対象外となります。(※3)

 

 

入院給付金を申請したい!5つのステップを解説

 

“病気や怪我による入院・治療費の入院給付金を受け取るための保険会社への申請の手続き方法として、まずは自分が加入している保険会社へ連絡しましょう。担当者がわからない場合でも保険会社の店舗や証書の番号や加入者氏名など伝えることで所定の書類を送ってもらえることができます。また、その際にどんな病気や怪我で入院するのか、入院や手術日がいつになるかも伝えておきましょう。
保険会社によって書類に多少異なる場合もありますが、保険金の請求書や診断書があるはずです。基本的には、保険会社指定の診断書を病院に持って行き、医師に必要事項を記入してもらいます。中には診断書を添付しなくてもよい簡易請求もありますが、その場合は条件付きで保障の範囲が狭くなるケースもあります。例えば、手術給付金を伴わない入院治療だけの場合や退院後の請求に限られる場合などです。入院給付金を申請するための必要書類が揃ったらまとめて保険会社に送付します。その後保険会社にて書類を審査され、問題がなければ保険金が支給されます。”

 

万が一に備えて!給付金の受給方法をチェック

 

万一病気になったり怪我をしたりして入院することになると生活は一変します。もちろん公的なサポートもありますが、それだけでカバーできなければ大変です。そうなってから慌てることがないよう、家族のためにもあらかじめ備えておくことが大切です。入院給付金が受け取れる保険は各保険会社がさまざまなプランで提供しています。どんなメリットがあるのか、自分と家族にとってはどれが適しているのかを考え、受給方法もチェックしながら適切なプランを選びましょう。

 

 

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

LAIFの人気記事をお届けします。

Writerこの記事を書いたライター

LAIFadmin

あわせて読みたいこちらもあなたにおすすめです

生命保険で万が一の入院に備える!入院給付金とは ページTOPへ戻る