掛け捨て型の保険は損?生命保険の選び方

生命保険は、ライフスタイルに合わせて加入する必要があります。生命保険には掛け捨て型と貯蓄型のものがあり、これらをうまく組み合わせながら保障を設計していきます。しかし、この2つを並べてみると、貯蓄型の方がお得なのではと感じる人もいるかもしれません。ですが、掛け捨て型の保険にはその保険でしかできないメリットも数多くあるのです。ここでは、掛け捨て型の保険について貯蓄型の保険と比較しながら、詳しく解説していきます。

 

掛け捨て型と貯蓄型の違いとは

 

“生命保険の掛け捨て型と貯蓄型には、それぞれに特徴があります。
まず、掛け捨て型は、解約した時に支払われる解約返戻金がない、もしくは少額になるものを指し、定期保険などがこれに該当します。そのため、被保険者が亡くなった時の保障を確保することに特化した保険だといえるでしょう。ただし、保険期間は限定されているため、同じ条件の契約内容を継続する更新をした場合、保険料が高くなるので計画的に加入する必要があります。
一方、貯蓄型は解約返戻金のある保険であるため、万が一の保障と一定の貯蓄機能を備えたものになります。これは、終身保険や養老保険などが挙げられます。保険料の支払い期間中に解約した場合、解約返戻金は総支払保険料よりも少なくなり、支払い期間の終了後に解約した場合は、総支払保険料よりも多くなります。また、支払い期間中の保険料金額は変わることがないため安心です。しかし、外貨建ての終身保険の場合、為替の影響を受けるので保険料が増減する可能性があります。”

 

毎月支払う保険料!差額はどれくらい?

掛け捨て型と貯蓄型の保険料には、大きな違いがあります。同じ条件で掛け捨て型と貯蓄型の保険料を比較することで、どれだけ差があるのかを比べることができます。
例えば、掛け捨て型の死亡保険金額が1000万円で保険期間が60歳までの保険料は月払いで2,810円となります。一方、貯蓄型の死亡保険金額が1000万円で保険期間が終身、保険料払込期間が60歳までの保険料は月払いで18,380円です。この比較を見ると、同じ死亡保険金額でありながら保険料に約6倍の差があることが分かります。つまり、掛け捨て型は安い保険料で高い保障が受けられるということになります。ただし、貯蓄型は契約を満期まで継続すると支払った保険料以上の保険金を受け取ることができるというメリットがあることを忘れてはいけません。また、掛け捨て型は保険期間が60歳までと限定されているのに対して、貯蓄型の保険期間は終身であるため、生涯の保障が用意できるのも魅力です。

 

 

解約返戻金はなし… 掛け捨て型は損?

 

疑問になるのが、掛け捨てで生命保険に加入することは損なのかということです。
生命保険の保険料は、将来必要になる保険金や解約返戻金、給付金などの支払いに使われる純保険料と人件費や販売手数料など会社を支えるために必要になる経費を賄うための付加保険料で成り立っています。(※1)しかし、掛け捨て型は貯蓄をする必要性がないため、純保険料部分が大幅にカットされます。したがって、貯蓄型と比べると保険料も大幅に軽減することが可能になっています。そのうえ、同じ保険料でも貯蓄型と比べて高額な保障を受けることができるのもメリットです。つまり、保険料をただ掛け捨てているのではなく、安い保険料で手厚い保障が準備できるということが掛け捨て型の魅力でもあるのです。
さらに、掛け捨て型の保険は保障期間が過ぎれば契約は終了しますし、解約返戻金もありませんから仕組みが非常にシンプルです。そのため、保険に加入する時にも組み立てやすいというメリットもあるのです。

 

こんな方は掛け捨て型を選ぶべき!

 

掛け捨て型を選ぶべき人として挙げられるのが、一定期間だけの保障が欲しいという人です。例えば、結婚をして妻や子供がいる場合、夫が亡くなった時の収入を確保したい時などです。家庭の収入源がいなくなると、家計は混乱を極めます。このような状況を避けるために、掛け捨て型は大きな役割を果たすことになります。しかし、子供が独立した場合など、大きな保障が必要なくなる時期も来ます。掛け捨て型は、保障期間を設定できるので、保険料の支払いの無駄をなくすことができるのも魅力です。また、掛け捨て型はできるだけ保険料を抑えたい時にもおすすめです。貯蓄型と比べて、同じ保険金額でも保険料は大幅に安くできます。貯蓄にこだわらないのであれば、掛け捨てにして保険料を安くするというのも1つの手段になります。さらに、貯蓄は保険ではなく、自分なりの方法で運用したい人も良いでしょう。家庭のある人は家族の生活についても考えながら、老後の生活など将来を見据えて行動しなければなりません。大きな保障を安い保険料で加入できる掛け捨てタイプに加入すれば、家族の安全と将来の運用資金を確保できます。自分の目的に合わせて、上手く掛け捨て型の保険を活用しましょう。

 

 

損をするわけではない!掛け捨て型の特徴を知っておこう

掛け捨て型のメリットは、少ない保険料で手厚い保障を用意できるという点にあります。そのため、支払った保険料が返ってくる貯蓄型のメリットに捉われ過ぎて、保険料の支払いが家計を圧迫することはできるだけ避けたいものです。掛け捨てはもったいないと考える人もいるかもしれませんが、一定期間の保障を確保するには非常に有効な保険でもあります。掛け捨て型の特徴を深く知り、ライフスタイルに合った保険設計をするようにしましょう。

 

 

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