幼稚園の保険は止めたほうが良い?園児総合保険の特徴

子供が保育園や幼稚園に入園する際、保険の加入を勧められる場合があります。園児総合保険といわれるものです。園児総合保険とはどのような保険なのでしょうか。子供が怪我をしたり、他人の子供に怪我をさせてしまった場合など、なんらかのトラブルを起こした際に保険があると確かに安心です。しかし、その内容についてはきっちり理解しておく必要があるでしょう。本ページでは園児総合保険の必要性について解説を行っていきます。

 

 

園児総合保険ってどういうもの?

 

園児総合保険は生命保険、傷害保険、賠償責任保険の三種類の保険で構成されていることがほとんどです。それぞれについて説明していきます。

・生命保険
子供の親が重度の後遺症を負ったり、不幸があったりした際に補償をする保険です。教育費、および育英費用などを保証してくれます。生命保険の死亡保険と同じようなものと考えてください。ただし、事故死の場合のみ適用される保険もあるので完全に生命保険と同じと思い込むのは危険です。保険の内容については入念にチェックするようにしましょう。
・傷害保険
幼稚園でなんらかの行動をしている時に怪我をすると、傷害保険が適用されます。大きな怪我をすると入院することになりますが、その際の入院費用、通院費用、手術費用などが保証されます。幼稚園の外側で怪我をした際には幼稚園事業者向けの賠償責任保険で補償されることもあります。この保険の内容を充実させると保険料がその分上がりやすくなります。保険料を節約したいのであれば、補償内容はじっくり考えるようにしましょう。
・賠償責任保険
自分の子供が乱暴して他の子供に怪我をさせたり、友達の持ち物を壊してしまった時などに適用される保険です。賠償責任は状況次第で数千万円になるケースもあり得ます。子供には賠償責任能力はないので、親が代わりに賠償を行うことになります。賠償責任に対する保険のニーズは今後も高まっていくでしょう。(※1)(※2)

 

 

幼稚園の園児総合保険はおすすめできない?理由は何?

 

園児総合保険はどれも欠かせないもののように思えるかもしれませんが、一度冷静に考えてみましょう。本当に園児総合保険は必要でしょうか。あまりおすすめできない理由を3つのポイントにしぼって説明します。

・生命保険の二重加入になる可能性がある
結婚や出産を機に生命保険に入る人は多いでしょう。つまり子供のいる親は既に生命保険に入っている確率が高いのです。その場合、生命保険と園児総合保険で内容が重複している部分は無駄になります。もしもの時にそなえるなら、園児総合保険より生命保険を見直す方が賢い選択といえます。
・保険料が割高
園児総合保険は生命保険、傷害保険、賠償責任保険の三つがセットになっているため保険料は割高になります。どれか一つ、二つ必要なものだけという形を取ることができません。安くてお得な保険を自分で組み合わせた方が保険料を安くすますことができるのではないでしょうか。
・傷害保険の必要性が低いため
園児総合保険のひとつである傷害保険の必要性が低いと一般的にいわれています。病院で支払う幼稚園児の健康保険負担額は原則2割ですが、市町村では子供医療費の助成を行っているところがほとんどです。園児総合保険に加入しなくても子供の医療費はかなり安くなるのです。市町村によって医療費助成制度は異なるので一度確認してみましょう。(※1)(※2)

 

 

幼稚園の保険に入るなら!対策すべきことは?

 

園児総合保険に入ろうと考えたなら、現時点で加入している保険の内容を見直すことからはじめていきましょう。まず園児総合保険の生命保険ですが、これは他の生命保険に加入しているのであれば二重加入のリスクを伴います。育英資金に関しては二重で受け取ることも可能ですが、そこまでするかどうかは検討が必要になるでしょう。また園児総合保険の生命保険は事故死など限定された補償になっているケースもあるので、万が一の備えはやはり生命保険に軍配が上がるのではないでしょうか。次に傷害保険ですが、これも公的保険で子供の怪我や食中毒などは大方カバーされているので、わざわざ園児総合保険に入る必要があるかと聞かれると疑問です。前述したとおり自治体によって差があるので確認は必要ですが、乳幼児医療費助成制度のおかげで自己負担が無料という地域も少なくないようです。園児総合保険は通院に関する補償が食中毒など一部の疾患に限定されているのもデメリットです。病気に関する補償範囲はかなり小さいといえるでしょう。最後に賠償責任保険についてですが、これは火災保険や自動車保険の特約として付与されている個人賠償責任保険でカバーすることができます。このタイプの保険は家族全体がカバーされているのが基本のため子供も対象となります。支払いの形式や補償額は会社によりますが、年間6000円も払えば賠償金1億円程度は受け取れるのではないでしょうか。園児総合保険は他の保険に入っていれば、ほとんどカバーできてしまう内容です。もし他の保険に入っているのならば、あえて園児総合保険を選ぶ理由はあまりないといえるでしょう。(※1)(※2)

 

※1.【子供とお金の大辞典】園児総合保険(子供総合保険)は必要か?
http://children-money.net/financial/insurance_other_enji.html
※2.【めでぃすた】幼稚園保育園の園児総合保険(子供保険)をおすすめしない3つの理由
http://medistor.net/kindergartener-insurance/

 

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