学資保険を解約したい!考えるべきことと解約方法まとめ

子どもが生まれたときは「有名な大学に入学できるかもしれないから資金を多めに準備しよう」と満期金の高い学資保険に加入した人も多いのではないでしょうか。しかし、子供が大きくなるまでの間には、親である自分達の転職や病気・事故などが原因で保険料の支払いが困難になることもあります。保険料が払えない場合は解約すればいいと考えがちですが、本当に解約するしかないのか、解約するとしたら注意点はあるのかなどについて今回は考えてみましょう。

 

 

 

解約しようと思う前に考えるべきこと

 

お金が必要になる理由はいろいろありますが、学資保険を解約する前に改めて考えてみましょう。マイカーを購入するなど大きな金額のお金が必要な場合は、子どもの学費より優先するべきことなのか、購入する時期を先送りして貯金できないかなど家族で改めて考えてみてはいかがでしょうか。主な稼ぎ手の病気やケガ、失業や転職などで保険料の支払いが困難になってしまった場合は、保険料が少なくなれば払えるのか、保険料の支払いがなくなれば生活できるのかなど慌てずに検討したいところです。それでも解約したいという場合には、子どもの大学入学時までに別の方法でお金を準備できるのか、準備できない場合には奨学金や教育ローンを借りるのか、進学先をどの地域の公立にするのか私立にするのかまで含めて真剣に考えたほうが良いでしょう。

 

 

払えないから解約したいときの対処法

学資保険の保険料の支払いが困難になってしまった場合には、解約以外の方法もあることをお伝えします。まず一つ目は「払い済保険」にする方法です。「払い済保険」は成立した時点での保険料の積立金額で満期の保険金額が決まる仕組みで、それ以降の保険料の支払いが不要になります。満期の保険金額は減額されてしまいますが、契約したときの利率で満期になるまで継続して運用されます。次に挙げるのは「満期保険金の減額」です。満期保険金が減額された分の保険料が減るので、払える金額であれば検討してみてください。それから「契約者貸付制度」を利用する方法も挙げられます。「契約者貸付制度」は、保険を解約した場合のお金を担保にして保険会社から一時的にお金を借りる仕組みです。学資保険のように積み立て型の保険商品で利用できる仕組みで、借入れできる金額の割合や貸付利率は保険会社によって異なります。満期が来るまでに返済ができない分は、満期の保険金額から差引かれます。「払い済保険」「満期金の減額」も保険会社によって対応が異なるので、利用を考えている場合は問い合わせすることが必要です。(※1)

 

 

解約すると損をするって本当?

 

学資保険を契約してから数年の間に解約すると損をしてしまうことが多いといえます。学資保険などの積み立て型保険を解約すると「解約返戻金」が受取れますが、契約してから解約までの期間が長いほど金額が多くなり、短いほど少なくなるのが一般的です。特に契約してから数年の学資保険を解約した場合は、解約返戻金が払い込んだ保険料の総額を下回ってしまうことがほとんどです。(※1)保険料を減額しても、払込み自体がなくなっても、学資保険の契約を続けるのが困難で解約しかないという場合でも、その時点での解約返戻金がどのくらいの金額であるのかを保険会社に確認することが大切になります。解約返戻金の金額が払い込み保険料の総額を上回るまでもう少しの時期まで迫っているのであれば、保険料を払い続ける価値があるといえるからです。

 

 

解約に適したタイミングはいつ?

 

子どもの将来のために加入しているので可能な限り継続したい学資保険ですが、どうしても解約する必要がある場合は「解約返戻金が払い込み保険料の総額100%になる時期」まで待つことを検討できないでしょうか。学資保険を契約するときに「解約返戻率」を表にして明示している保険会社もあるので、契約している人は書類を確認してみると良いでしょう。保険会社に現時点での解約返戻金を問い合わせすることもできるので、確認書類が手元にない場合は連絡してみてください。せっかくの積み立てですから、解約返戻率100%になるまで保険契約を継続できないか検討してから解約しても遅くはないといえるでしょう。

 

 

学資保険を解約する方法

 

学資保険を解約する場合は、まず契約している保険会社に解約したい旨の連絡をします。保険会社の窓口に直接出向く場合は、事前に必要な物を確認してから行くようにすると良いでしょう。保険証券・届出印・運転免許証などの本人確認書類が必要になることが多いようです。保険証券を紛失していても「お客様レポート」などで証券番号が確認できれば対応してもらえます。通信販売の保険契約などで電話連絡をする場合でも、契約した本人でないと受け付けないことが多いので注意しましょう。連絡すると学資保険の解約に必要な書類が送られてくるので、必要事項を記入・押印などをして返送します。保険会社で書類が確認・受理されると、解約手続きが始まります。その後「解約手続き完了のお知らせ」の通知があったり、解約返戻金の振り込みがあったりして全ての手続きが完了します。学資保険は契約者である親の万が一の場合に備えながら貯蓄できるところが、一般的な貯金と違うところです。解約手続きは簡単ですし、解約返戻金も多めに設定されています。しかし、学費のために貯金をしたり保険に再加入したりするのは大変なことも多いので、解約は慎重に実行しましょう。

 

 

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