子供保険と学資保険は何が違う?2つの特徴と加入のポイント

子どもが生まれたならば将来のことや万が一の事態を考えて保険への加入を検討したいものです。その際に戸惑ってしまうのが、子供のための保険には子供保険と学資保険のふたつがあるという点です。一見すると同じようにも思えるので一体どちらを選べばよいのか迷ってしまうのではないでしょうか。調べてみてもよく分からないという場合もあるかもしれません。そこで、選択の際の参考になるように、両者の保険の特徴と加入の際の検討ポイントなどについて解説をしていきます。

 

 

子供保険の特徴とは?

子供保険の大きな特徴は、医療保険に重点をおいた保険であるという点です。つまり、万が一子供が大きな病気にかかったり、ケガを負ったりしたときにその医療費を保障するのが主な目的です。具体的にどのような場面で保障が適用されるかは保険会社によっても異なり、中には子供が他人にケガをさせてしまった場合でも保障が効くものも存在します。ただし、一般的にはあくまでも学校内や登下校中に起きた子供自身のケガや病気に対しての保障がメインです。典型例としては、日射病で病院に運ばれたり、登下校中に交通事故に巻き込まれたりといったケースが考えられます。また、ケガや重い病気で手術を受けたときには手術保険金が支払われるので、急な手術でまとまったお金が必要になった場合も安心です。その一方で、子供が万が一死亡してしまったときには被保険者に死亡保険金が支払われるため、子供を失った親のための保障といった一面もあります。他にも、子供が小学校や中学校に入学したときなどには成長祝い金なども受け取れます。ただし、学費を貯蓄するというよりは、あくまでも二次的なものとして捉えるまでにとどめましょう。保険を検討する場合、子供保険は子供の医療保障に重点を置いた保険だと認識しておけば大きな間違いはないでしょう。(※1)

 

学資保険ってどんな保険?

学資保険は、子供の進学に伴って必要となってくる学費の貯蓄に重点を置いた保険です。進学時にお祝い金が支給される点は子供保険と同じですが、特筆すべきは返戻率の高さです。学資保険は保険料を払い続けて満期になると満期保険金が支払われます。その場合、その額が今まで支払ってきた保険料の合計を超えるケースが多く、高いものでは元金の120%以上になる例もあるほどです。したがって、将来、子供の大学進学などで必要となるお金を確実に準備しておきたいと考えている人にはおすすめだといえます。ちなみに、満期の時期は15歳、17歳、18歳、22歳といった具合にいくつかの選択肢から選べるようになっています。なかでも、私立の大学に進学する場合などに向けて、高校卒業時に設定しているケースが多いようです。他にも、中学や高校進学にもまとまった資金がほしいと考え、給付金を分割して振り分けるパターンも可能です。さらに、満期を迎える前に両親に万が一のことがあり支払いができなくなった場合には、それ以降の保険料の支払いは免除され、育英年金が受け取れる場合もあります。以上のように、学資保険とは子供が学校を卒業するまでの間、困窮して進学ができないなどといった事態を防ぐために、学費保障を充実させた保険だと定義づけることができるでしょう。(※2)

 

 

子供保険と学資保険の違い

子供保険は医療保障の手厚い保険であり、学資保険は貯蓄性の高い保険です。逆にいえば、子供の進学のために貯蓄をしたいのに子供保険に加入してしまうと大きな損失につながってしまいます。なぜなら、医療保障や生命保険の役割を担う保険であるため、その分コストがかかってしまい、満期保険金が元金割れを起こしてしまう可能性が高いからです。それでは普通に貯金をしておいた方がマシということになります。一方、学資保険は満期になったときに受け取れるお金が多いのですが、その代わり、医療保障は最初からついていないか、ついていても子供保険より保障が薄くなってしまう場合がほとんどです。中にはオプションとして医療特約を追加できるものもありますが、当然、それだけ保険料は高くなってしまいます。(※2)ただし、これらはあくまでも典型例の比較にすぎません。実際には子供保険という名称がつきながらも貯蓄性の高いものもありますし、その逆もしかりです。もともと、子供保険と学資保険は異なるものですが、徐々に融合化が進んできており、単に名称だけで保険の性格を推測することが難しくなっているのです。(※3)

 

 

子供保険と学資保険に加入するときのポイントは?

 

確かに、子供保険は医療保障重視で学資保険は学費のための貯蓄性重視だという傾向がありますが、これは絶対的な違いではありません。そのため、保険に加入する際には、子供保険や学資保険といった名称に惑わされることなく、具体的な保障内容をよく吟味する必要があります。中でも重要なポイントとなるのが医療保障の内容と満期保険金の返戻率です。それらを軸として、家族の生活プランを考えた場合に本当に必要なものは何かを検討しましょう。また、自治体によっては医療保障制度が充実しており、子供の医療費は実質無料になる場合もあるので、それらを考慮することも必要です。(※3)このように、さまざまな角度から検討し、子育てを行ううえでより大きな支えとなる保険を選んでいくようにしましょう。

 

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