子供に生命保険は必要?メリットとデメリットを解説

生命保険は日々の生活を安心して過ごすために、そして病気や怪我などによる経済的負担や損失などのリスクを軽減するために重要です。万が一のことを想定した場合、なにかしらの生命保険に加入しておいたほうが無難だと言えるでしょう。とはいえ、子供に生命保険が必要なのかどうか、疑問だという人もいるのではないでしょうか。そこでここでは、子供が生命保険に加入することのメリットやデメリットなどについて詳しく解説していきます。

 

 

子供への保険は必要ない?

 

結論からいえば、子供が生命保険に加入する必要性は、大人に比べて低くなります。その理由の1つとして、両親や保護者に扶養される立場にある子供は、自ら生計を立てていないという点が挙げられます。そもそも、保険とは病気やケガによって仕事ができなくなった人が生活費をまかなったり、死亡した際に遺族にお金を残したりするための制度です。したがって、被扶養者であり収入も稼いでいない子供にとって、生命保険の重要度は低いと言えるでしょう。また、子供の場合は条件次第で小児慢性疾患医療費補助制度や特別児童扶養制度、障害児童福祉手当などといった公的な助成が受けられるので、生命保険に加入しなくても経済的負担を減らせる可能性があります。小児慢性疾患医療費補助制度では、子供の慢性疾患のうち特定の疾患に対して医療費の補助が受けられます。厚生労働大臣が認定する疾患の子供が対象です。(※1)特別児童扶養制度では、精神または身体に障害がある子供に対して手当が支給されます。等級によって支給額が異なります。(※2)障害児童福祉手当では、重度の障害を持つ子供に対して手当が支給されます。日常生活における常時の介護が必要な子供が対象です。(※3)ただし、比較的必要性が低いというだけで、子供のうちから生命保険に加入することで得られるメリットもあります。家庭ごとの状況や考え方に合わせて加入を検討すると良いでしょう。

 

 

子供が生命保険に加入するメリット

 

まずは、毎月の保険料を安く抑えられるのが利点となります。保険は加入する年齢が低いほど、月々の保険料が安くなる傾向です。そのため、子供のうちに保険に加入しておけば、支払う保険料を安く済ませられるでしょう。また、早期に加入しておくことで、将来的に特定の疾病にかかって生命保険に加入できなくなるというリスクを避けることが可能です。医療保障のある生命保険は加入条件が厳しく、持病があると加入が難しくなってしまうので、発病する前に保険に入ることが重要になります。さらに、貯蓄型の生命保険を選べば、将来の備えとして役立ちます。子供の病気や怪我のリスクを軽減しつつ、教育資金を積み立てておきたいというような人は、貯蓄型の生命保険を検討してみると良いでしょう。しかし、貯蓄型は保障額が低く設定されていることが多いので注意が必要です。それから、子供の症状が公的な医療費助成制度の対象外であったり、助成金でもまかないきれないくらい医療費がかかってしまったりした際にも、生命保険なら対応できます。そして、子供の世話で仕事を休まなければいけなくなった場合の補助となることも、生命保険の利点の1つでしょう。(※4)

 

 

子供が生命保険に加入するデメリット

 

わかりやすいデメリットは、当然ながら月々の保険料が必要になるという点です。子供が健康に育った場合、なんの保障も受けられないまま毎月の保険料を支払い続けることになります。それから、インフレリスクによって保障額の価値が変動してしまう可能性も考慮しなければいけません。万が一のときに受け取れる保険金の額は契約時に決まっていますが、インフレによってお金の価値が下落した場合、保障が不充分になってしまうことがありえます。加えて、両親が離婚してしまった際、生命保険の契約者変更などを行わなければいけないこともデメリットに数えられるでしょう。例えば、夫と妻と子供の3人家族で、子供の生命保険の契約者が夫、受取人も夫というケースがあったとします。そして、この夫婦が離婚し、妻が子供の親権者になったとしましょう。この場合、離婚後も夫が保険料を負担するのか、子供になにかあって保険金が支払われたとして、夫がそのお金を妻に渡すのかなど、いろいろと不安な点が想定できます。こうした問題が起こらないよう、離婚時には夫婦間でよく相談して、生命保険の契約者変更などの手続きを行う必要があります。(※4)

 

 

子供用生命保険に加入すべきケースとは

 

大人に比べて、子供の生命保険は必要性が低いとは言えるものの、加入する価値は充分にあります。早期加入で保険料を抑えられることや医療保障に加入しやすいなどのメリット、毎月の保険料がかかることやインフレリスクがあるなどといったデメリットをよく考慮し、子供を保険に加入させるかどうか判断すると良いでしょう。ただし、両親のどちらかが遺伝性の難病などを患っているような場合は、子供も将来的にその難病を発症してしまう可能性があります。そういう家庭では、子供を生命保険に加入させる必要性が高いと言えるのではないでしょうか。

 

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

LAIFの人気記事をお届けします。

Writerこの記事を書いたライター

LAIFadmin

あわせて読みたいこちらもあなたにおすすめです

子供に生命保険は必要?メリットとデメリットを解説 ページTOPへ戻る