個人年金保険とは?保険の特徴や仕組みを徹底解説

生命保険の中には、将来のためにお金を積み立てられる商品があります。そして、その代表となるのが個人年金保険です。個人年金保険は老後資金をつくるために活用されるので、老後の生活に不安を感じている人は加入を検討したいところです。
しかし、いざ加入しようと考えると、個人年金保険はいったいどのような仕組みなのか分からないという人もきっといるはず。
そこで今回は、個人年金保険の特徴と仕組みについて解説していきます。

 

 

個人年金保険とはどういう保険?

個人年金保険とは、貯蓄タイプの保険で指定の年齢から年金を受け取ることができるものです。主な活用方法は老後の生活資金をつくるためですが、住宅資金や教育資金の積み立てにも活用されます。
一般的な年金の受け取り方法については、10年や15年のようにその期間は必ず年金を受け取れる「確定年金」と一生涯受け取ることができる「終身年金」があります。また、終身年金の中には受け取り途中で死亡しても一定期間は年金が支払われる「保証期間付き終身年金」も多いです。その他にも、一括で年金が受け取ることできます。
受け取り年齢については、何歳でも設定可能です。ただし、個人年金保険料控除を受ける場合は、受け取り時期を60歳以上、受け取り期間10年以上という条件を満たす必要があります。

 

 

個人年金保険の種類って?

個人年金保険には、3つの種類があります。
1つ目は、円建て個人年金保険です。円建て個人年金保険は、積立金となる保険料を円で支払い、年金を受け取るときも円で受け取るタイプになります。従来型の個人年金保険であり、為替変動のリスクがないため安定した運用が可能になります。ただし、予定利率が外貨建ての物と比較して極端に低いので、積立金が増えにくいというデメリットがあります。
2つ目は、外貨建て個人年金保険です。外貨建て個人年金保険とは、米ドルや豪ドルのように外貨を使って積み立てをするタイプです。日本円と比べて利率が良いため、積立金の増加が期待できます。また、円安になった場合、為替変動で通常よりも大きな年金額を受け取ることができるようになります。ただし、円高になれば受け取れる年金額も減少する恐れがあるのでリスクの考慮が大切です。保険料の支払いと年金の受け取りは、日本円もしくは外貨どちらかを選ぶことが可能です。
3つ目は、変額個人年金保険です。変額個人年金保険は、保険料のうちの積み立てに回る部分を国内外の債権や株などで運用していくものになります。そのため、運用状況によっては受け取れる年金額が増加する可能性もあります。しかし、運用状況が悪いと受け取れる年金額が支払った保険料よりも少なくなる元本割れを引き起こす危険性があるので注意です。

 

 

個人年金保険の必要性

個人年金保険は、銀行の普通預金と比べて利息が高いです。そのため、銀行でお金を貯めてもほとんど増えることはありませんが、個人年金保険はお金を大きく増やすことができます。また、個人年金保険へ加入した場合に支払う保険料は個人年金保険料控除の対象となります。したがって、税金対策にもなりますし、保険料の支払い額によっては還付金ももらえるので安心です。
その他にも、個人年金保険には老後の資金を確実に貯められるというメリットがあります。銀行の預貯金はいつでも引き出しができますので、好きなときにお金をおろすことが可能です。しかし、それを繰り返しているとお金を貯めることは困難です。一方、個人年金保険は保険料の支払い途中で解約をすると元本割れを起こすことになります。そのため、途中解約は損になってしまいますから、よっぽどのことがない限り解約することはありえないでしょう。したがって、老後のための資金をしっかりと貯めることができるのです。特に、老後の生活に不安を持っている方は将来の備えとして個人年金保険に入っておいたほうが良いといえるでしょう。
さらに、個人年金保険は持病を持っていても加入できる商品があります。一般的に生命保険は健康であることが条件になるので、持病のある方の加入は難しいというのが現状です。しかし、個人年金保険は健康に問題がある人でも条件によっては加入できますから、健康に不安でしっかりとお金を積み立てておきたいという人に最適な保険なのです。

 

 

保険への加入率はどれくらい?

個人年金保険の世帯加入率は21.4%であり、特に50代の加入者が多いというデータがあります。その理由は、老後を考えなくてはいけないという不安から加入しているようです。そのため、20代~30代の加入率は低くなっており、理由については「お金に余裕がない」という経済的な問題が関係していることが分かっています。
個人年金保険で支払う保険料については世帯年間払込保険料がおよそ17万9000円となっており、月当たり約1万5000円です。個人年金保険は、高額の保険料を必要とするわけでなく、自分のできる範囲でスタートすることができます。老後を少しでも安心して過ごすためにも、無理なく個人年金保険を始めてみてはいかがでしょうか。

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

LAIFの人気記事をお届けします。

Writerこの記事を書いたライター

LAIFadmin

あわせて読みたいこちらもあなたにおすすめです

個人年金保険とは?保険の特徴や仕組みを徹底解説 ページTOPへ戻る