保険に欠かせない解約返戻金!必要な知識やルールは?

万が一のときに備える生命保険。契約のときにいろいろと検討し、最適のものを選んだと思っても、生活環境やライフステージの変化によって見直すタイミングが訪れることもあります。契約の途中で解約した場合、保険の種類によっては「解約返戻金」が支払われます。どれくらい支払われるのか、また返戻金の計算方法などは契約している保険次第です。自分の大事な資産を守るためにも、解約返戻金をきちんと受け取るためのポイントや注意点を確認しておきましょう。

 

 

生命保険を解約する前に!確認事項や注意点って?

 

生命保険、と一言にいってもその種類はさまざまです。被保険者が死亡したときや高度の障がい状態になったときに支払われる死亡保険、入院や手術に備える医療保険、あるいは子どもの将来の資金に備える学資保険など、契約者の必要に応じて保障が選べるようになっています。(※1)それぞれ特徴や目的が違うものですから、中には解約返戻金が支払われない保険、支払われてもごくわずかになってしまう保険もあります。そのため、「お金が戻ってくる」と思って解約しても返戻金が支払われず、損をしてしまうこともありますので注意が必要です。(※2)契約の際にはそういった解約リスクも知った上で検討すべきといえるでしょう。また、返戻金があるからといって喜んでばかりもいられません。解約返戻金は所得税の一時所得としてみなされ、金額によっては課税対象となることがあるのです。また契約者と解約返戻金を受け取る人が違う場合には贈与税の対象となりますので、やはり税金が発生する可能性があります。(※3)このように、生命保険の解約返戻金は単にお金が受け取れるだけの制度ではありません。解約手続きをする前に、今一度自身の保険について確認しておきましょう。

 

 

解約返戻金って何?保険の種類は?

 

解約返戻金とは保険を解約したときに保険会社から払い戻されるお金のことです。会社によっては「解約払戻金」など名称が異なることはありますが、中身は同じです。解約返戻金は「契約者自身が解約した場合」、「保険会社の都合で解約に至った場合」のいずれの場合でも支払われます。通常は契約期間が長くなればなるほど金額は大きくなりますが、運用経費などが引かれるため、自分が支払った保険料のすべてが戻ってくることはまれです。(※2)前述の通り、保険の中には解約返戻金が発生するものとそうでないものがあり、解約返戻金があるものは大きく分けて2つです。ひとつは保障と同時に貯蓄を行う「積立型保険」、そしてもうひとつはその他の「掛け捨て型ではない保険」です。この2つのどちらにも該当しない保険はほとんどが解約返戻金のないタイプの保険といえます。(※3)同じ死亡保険でも、生涯にわたって保障の続く終身保険は解約返戻金がありますが、保障期間が決まっている定期保険にはありません。定期保険は解約返戻金や満期給付金がない代わりに保険料を抑えている保険であり、いわゆる「掛け捨て型」の保険だからです。(※4)同じような保障に見えても、実はまったく異なる内容の保険なのです。

 

 

生命保険の解約返戻金!3つのタイプ

 

生命保険の解約返戻金には、返戻率に応じて3つの種類があります。ここでは、それぞれについて詳しく見ていきましょう。(※2)(※5)
・従来型
解約返戻金がしっかり支払われるタイプの保険です。終身保険や学資保険、養老保険といった保険商品がこれに当てはまります。返戻率は保険によって異なるので確認が必要です。
・低解約返戻金型
従来型の70%ほどの返戻金があるタイプです。これは保険料の払い込み期間の解約返戻金を低く設定することで保険料を抑えるもので、払い込み期間中に解約すると損をしてしまいます。保険料の払い込みを終えたあとには返戻率が高くなるのが一般的です。
・無解約返戻金型
解約返戻金をなくす代わりに保険料を割安に設定している保険で、いわゆる「掛け捨て型」の保険です。定期保険のほとんどはこのタイプです。

 

 

保険解約の流れは?解約返戻金が受け取れるのはいつ?

 

保険を解約し返戻金を受け取るには、解約手続きが必要です。手続きは以下の手順で行います。(※5)
1.保険会社に連絡をする
営業担当や営業所に電話で連絡を入れれば、必要な書類を送付してもらえます。もし、「担当者に言えば解約を引き止められるかも」と不安な人はお客様相談用のフリーダイヤルに連絡しましょう。
2.書類に必要事項を記入
書類が届いたら、必要事項を記入します。間違いがあると手続きがスムーズにいかなくなりますので、ひとつひとつの項目を丁寧に確認しながら記入を進めます。
3.保険会社に提出
記入を終えたら、あとは提出するのみです。郵送で提出すればあとの手続きは保険会社がやってくれます。
4.解約完了
以上が解約までの流れです。手続き中には本人確認や契約時に使った印鑑、解約返戻金振込用口座の通帳などが必要になりますので、事前に準備しておきましょう。手続き完了後いつ解約返戻金が振り込まれるかは保険会社によって異なりますが、1週間以内には振り込まれるのが一般的です。
生命保険は万が一のときのためのものですが、解約返戻金をうまく使えば資産運用にも活用できます。契約時には保障内容だけでなく、解約返戻金にも注目してみましょう。

 

※1【ほけんの窓口】生命保険の種類、http://www.hokennomadoguchi.com/columns/seimei/type/
※2【アフラック】解約払戻金(解約返戻金)の仕組みhttp://www.aflac.co.jp/soudan/guide/contents/base/cashvalue.html
※3【保険の教科書】生命保険の解約返戻金で損をしないために知っておきたいポイントhttp://hoken-kyokasho.com/caiyakuhenreikin
※4【保険の教科書】定期保険とは?2つのタイプからピッタリな保険を選ぶ方法http://hoken-kyokasho.com/term-insurance
※5【保険コネクト】生命保険を解約する時に知るべき返戻金と簡単に解約する方法https://hoken-connect.jp/columns/40/

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