もしもの時に備えておきたいけど… 生命保険の必要性とは

生命保険は、契約で定めた人が死亡した場合に遺族など受取人に指定されている人に死亡保険金が支払われるタイプの保険で、すでに多くの人が加入している保険契約の1つです。生命保険への加入を検討している人の中には、加入する必要があるかどうかの判断がつかず加入を迷っている人もいるでしょう。そこで、生命保険に加入する必要があるタイプの人や加入する必要がないタイプの人、さらには不要だと思われる人でも活用できる方法など、生命保険への加入の必要性についてお伝えします。

 

 

生命保険は不要?必要?

 

生命保険は不要だという意見もあります。生命保険は必要ないと考える人は主に4つの理由をあげています。1つ目は、高額療養費制度の存在です。医療費は2割や3割など年齢に応じた自己負担が求められますが、1カ月の自己負担額が高額になると払い戻される制度があります。そのため、高額な医療費負担に関して過度な心配は不要だという理由です。(※1)2つ目は、傷病手当金の存在です。病気などによる休業で収入が減った場合、傷病手当金が健康保険から支給されますので生命保険は必要ないという理由があげられます。(※1)3つ目は、遺族年金制度の存在です。例えば、会社員の夫が亡くなったことによって残された妻には公的な遺族年金が支払われることになります。遺族年金で生活できれば死亡保険金は不要だというわけです。(※2)そして、4つ目は若い人の死亡率が低いことです。死亡する確率が低いにもかかわらず、生命保険料を払うのは無駄だというのがその理由です。(※2)

 

 

残された家族のために!こんな人は生命保険が必要

 

生命保険が本当に誰にも必要とされていないものであれば、世の中に存在しつづけることは難しいでしょう。生命保険は役に立つケースも多いです。特に、加入する必要があると考えられるのは子育て世代の家族や1人の収入で家族を養っている世帯です。子育て世代の場合、子供がまだ小さければ成人するまでの生活費や教育費が相当かかります。遺族年金などの社会保障でカバーできる分はあるものの、それだけで十分とはいえないケースが多いでしょう。また、稼ぎ頭を失った家族は、子供が独立したあとも配偶者の生活費がかかります。これらの場合は、死亡保険金は大きな支えとなるはずです。生命保険に加入する場合は、どの程度の死亡保障にするかをよく検討する必要があります。必要な死亡保障の算出方法は、残された子供が独立するまでに必要な資金と配偶者が生涯暮らしていくために必要となる資金をまず計算し、そこから死亡退職金や遺族年金の金額を差し引いて算出するのが一般的です。不足分について生命保険に加入することで無駄な保険料の支払いを避けることができます。(※3)

 

 

必要ない保険料を払うことに!こんな方は必要ないかも…

 

一方、生命保険に加入する必要性が低いと考えられる人もいます。不要な保険に加入すると保険料が無駄になってしまいますので、次の3つのケースについては生命保険の加入は慎重に考えた方がよいでしょう。1つ目は天涯孤独というケースで、死亡保障を残す対象となる人がいないことになります。生命保険の多くは死亡保障が中心ですので、身寄りがない人は生命保険に加入する必要性は低いといえるでしょう。2つ目は独身で扶養家族がいないケースです。このケースは結婚してから加入を検討するなど、必要になるまで加入することを控えることで無駄な保険料の発生を避けられます。3つ目は家族に十分な財産が残せるケースです。死亡保険金の支払いがなくても残された家族が困らない財産があれば、生命保険に加入して保険料を負担する必要はないでしょう。生命保険に加入する場合は誰に何の目的で保険金を残すのかを考えることが大切です。(※4)

 

 

不要な人でも活用できる!生命保険の保障をチェック

 

遺族の生活費などを確保する目的で生命保険に加入する必要がないという人でも、別の目的で加入する価値があるケースがあります。生命保険には死亡保障だけでなく貯蓄機能がある終身保険や養老保険などの契約形態もあります。終身保険は解約すると解約返戻金を受け取れますし、養老保険も解約返戻金や満期保険金が受け取れます。資金を残すべき遺族がいないケースであっても、自分の老後資金の確保のために生命保険を活用できるのです。また、生命保険は相続税対策としても活用が可能です。受取人を相続人とする生命保険の死亡保険金は、一定の非課税枠が使えます。現金で残すよりも保険金として残した方が相続税の負担は軽くなる可能性があります。保有している現金を一時払いして生命保険に加入することで、生命保険を相続税節税対策として活用できるでしょう。さらに、生命保険契約では受取人を指定することになりますので、遺産を確実に渡すことができ、相続税対策だけでなく遺産分割対策として活用する方法も考えられます。(※5)

 

 

自分には生命保険は必要?加入前にしっかり考えよう

 

子育て世代や稼ぎ頭として家族を養っている人は残された遺族のために生命保険に加入する必要性が高いといえます。また、相続税対策などのために生命保険を活用するという方法もあります。一方、残すべき人がいない場合は生命保険加入の必要性は低いでしょう。ただし、自分の老後資金の確保のために貯蓄性がある終身保険や養老保険などの生命保険に加入するという活用方法もあります。自分に合った生命保険を探して加入について検討してみるとよいでしょう。

 

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