たくさんあって選べない!生命保険の種類とは

生命保険とはその名の通りもともとは生命に関する保険であり、加入者が死亡した際にその損失を保証するのが主な目的でした。ところが、ニーズの多様化に合わせて生命保険の種類も次第に増えていき、今では一言で定義するのが難しい状態になっています。そのため、生命保険に加入しようと思ってもどれを選べばよいのかわからないという人も多いのではないでしょうか。そこで、加入を検討する際に参考になるように、生命保険の種類とそれぞれの特徴について解説をしていきます。

 

 

生命保険の種類を分ける!3つの保障とは

 

生命保険は死亡保障、医療保障、貯蓄型保障と大きく3つのタイプに分けることが可能です。まず、死亡保険はもともとの生命保険の意味合いに近く、加入者が亡くなった際に遺族の経済的負担を軽減するためのものです。それに対して、医療保険は加入者が病気やケガによって医療行為を受けた際にその治療費や入院費を保障します。つまり、保険金が加入者の死後に支払われるか、生きている間に支払われるかという点が大きな違いになっているわけです。ただ、両者とも例外が存在します。死亡保険は一般的に加入者が死亡しなくても生活に重度の支障をきたす高度障害者になると保険金は支払われますし、医療保険でも加入者死亡時に保険金が支払われるタイプのものもあります。一方、貯蓄型保障タイプの保険は満期になると今まで払い続けてきた保険料が全額返金されるのが特徴です。老後に備えての貯蓄をしながら、もしケガや病気になった場合にはその保障として保険金が受け取れるので一石二鳥の保険だと言えます。(※1)(※2)

 

 

死亡保障に当てはまる保険

 

死亡保障がメインの保険も保険金の支払い方法や保障期間の違いなどからいくつかのタイプに分けることが可能です。まず、定期保険はあらかじめ保障期間が決められており、それを超えると保障は打ち切られてしまうタイプの保険です。たとえば、65歳までの契約だとすると66歳で死亡しても契約はすでに終了しており、保険金は支払われません。その代わり、保険料は比較的安いというメリットがあります。それに対して、終身保険は一生涯死亡に対する保障が続きます。また、満了時以降に解約すると今まで払ってきた保険料と同額かそれ以上に金額が払い戻されるので貯蓄としての機能も有しています。ただ、定期保険とは逆に保険料が高いのがデメリットです。また、両者の特徴を合わせたものに定期付終身保険があります。これは従来の終身保険に定期保険を特約として付加したものです。仮に、死亡保険金500万円の終身保険に3,500万円の定期保険を特約でつけたとすれば、死亡時に支払われる保険金は合計で4,000万円になります。この保険は子どもが小さいうちは大きな保障が受けられ、子どもが独り立ちするころには定期保険の保障期間が終了するため、保険料の負担が軽くなるというメリットがあります。そして、残った終身保険は貯蓄性があるので老後に備えることもできるわけです。このように、定期付き終身保険はその利点の多さから、利用者の多いポピュラーな存在となっています。一方、変額保険は保険会社が加入者から集めた保険料を運用し、その実績に応じて支払われる保険金や解約返戻金の額が増減するというものです。インフレ対策にはなるといったメリットがある反面、当然受け取れる金額が大きく目減りしてしまうリスクも伴います。そして最後に紹介するのは、無選択終身保険です。健康状態にかかわらず誰でも加入が可能な終身保険ですが、その代わり、保険料が高額になったり保険金の上限が低く設定されていたりする場合があるので、加入前にそれらの条件を慎重に検討することが大切です。(※3)(※4)(※5)(※6)(※7)

 

 

医療保障に当てはまる保険

 

医療保険とは病気やけがで入院したり、手術を受けたりした場合に給付金を受け取ることができる保険を指します。しかし、これにもいくつかの種類が存在します。たとえば、がん保険はがんと診断され、入院や手術などが必要となった時にその経済的負担を軽減するための保険です。支払われる給付金としてはがんと診断された時の診断給付金、がんの治療を目的として入院する際の入院給付金のほかに、手術給付金、通院給付金、放射能治療給付金などがあります。また、傷害保険は事故でケガをしたり、死亡したりした場合に死亡保険金、後遺障害保険金、入院保険金、通院保険金などが支払われる保険です。ただし、これらの保険は長期自宅療養が必要となった場合その生活費を保障してくれません。会社員や公務員であれば協会けんぽや組合健保などの傷病手当金を活用するという手もありますが、自営業の場合はそれも不可能です。さらに、会社員であっても傷病手当だけでは生活を支え切れないといったケースもあります。そこで、加入を検討したいのが所得補償保険です。この保険に入っていれば、病気やケガで就業が不可能になった場合、復帰までの期間の生活費を給付金でカバーすることができます。(※8)

 

 

老後・貯蓄型の保障に当てはまる保険

 

老後に備えての貯蓄型保険として有名なものには、養老保険と個人年金保険があります。まず、前者は一定の保険期間が設定されており、その期間内に死亡した場合は死亡保険金が支払われ、死亡せずに満期を迎えれば支払った分と同額の保険金が受け取れるというものです。それに対して、個人年金保険は支払った総額より老後に受け取れる額の方が多くなるというメリットがあります。受取の方式としては、一生涯にわたって受取ができるものや10年、15年と期間が決められているものもあります。ただし、あくまでも老後の年金に特化した保険なので、満期になる前に亡くなった場合はこれまで支払った保険料が戻ってくるだけで死亡保険金の支払いはありません。また、変額個人年金保険は死亡保険における変額保険と同じで、保険会社の運用実績に応じて年金や解約返戻金の額が増減するハイリスク・ハイリターンな保険です。一方、学資保険は子どもの教育資金を計画的に準備するための保険です。加入することでまとまった教育資金が必要となる時期に給付金が受け取れますし、万が一、ケガや病気などで親が働けなくなったり、死亡したりした場合でも学費が保障される上に保険料も免除されるというメリットがあります。(※9)(※10)

 

 

特徴は全く異なる!保険内容をチェックしよう

 

同じ生命保険でもその種類はさまざまです。また、同じ種類の保険であったとしても具体的なサービス内容が全く異なる場合があります。そのため、生命保険を安易に選んでしまうと「あっちの保険にしておけばよかった」と後悔することになりかねません。それを防ぐには複数の保険を比較しながら、それぞれの契約内容を詳しくチェックする必要があります。生命保険は将来の生活を守る重要な存在です。慎重に中身の検討を行い、後悔のない選択をするようにしましょう。

 

 

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