がん保険は何歳から加入すべき?保険が必要な年齢の実態

がん保険の加入を検討する際に、がんの発症率の低いうちに加入してしまうと、支払った保険料が無駄になると考え、中年以降の加入を検討する方が多いようです。たしかに、がんの発症率は20代や30代では低く、50代や60代といった、年齢が高くなるにつれて発症率も上がっていきます。しかし、実は年齢が若いうちに加入することによって得られるメリットもあるのです。そこで、この記事ではがん保険は何歳から加入するべきかについて解説します。

 

 

がん保険は何歳から入るのが一般的?

がん保険の年齢別の加入率を見てみると、「全生保」と呼ばれる民保(かんぽ生命を含む)、JA、簡保、生協・全労済の4つの機関が取り扱う保険の加入率は、18~19歳が約5.0%、20歳代が約20.0%、30歳代が約40.0%、40歳代が約42.0%、50歳代も同じく42.0%、60歳代が、約36.0%となっています。そして、「民保」と呼ばれる、民間の生命保険会社が取り扱う保険の加入率はというと、18~19歳は約5.0%、20歳代が約20.0%、30歳代が約37.0%、40歳代が約36.0%、50歳代が37.0%、60歳代が、約30.0%となっています。「全生保」と「民保」の年齢別の保険加入率に大きな差はありませんが、「全生保」の方が、加入者が若干多いことが分かります。
また、どちらにも共通していえるのが、20代の若者の加入率が低く、30代以降の年代になると加入率が一気に高くなるということです。「全生保」の結果を見ると、30代~50代ではおよそ10人に4人が加入していますが、20代ではおよそ10人中2人しか加入していないことがわかります。つまり、20代の若年層と30代以降の年代では加入率に倍近くの差があるということです。

 

 

がん保険は何歳まで必要なの?

まず結論からいうと、がん保険にいつまで入っておくべきという明確な定義はありません。しかし、保険期間は終身タイプであるケースが多いです。終身タイプとは、一生涯保障が続き、保険料が一定で月々の保険料が変わらない保険のことを指します。基本的には一生涯支払いをすることになっていますが、中には保険料の払込期間を指定できる場合もあります。この場合、指定した期間までの保険料は普通より高くなりますが、保険料を支払い終われば、その後は保険料を支払わなくても一生涯保障が続きます。
また、終身タイプの他に定期タイプがあります。定期タイプとは、自分で保障期間を決めて、その期間だけ保険料を支払い、保障を受けるというものです。このタイプは、期間が来るごとに再加入という形をとるため、再加入する度に保険料が上がっていく仕組みとなっています。30代や40代の間だけの加入であれば、定期保険の方が安く済ませられますが、がんになる確率が上がる50代以降からは、保険料がぐんと高くなります。一方で、終身タイプは保険料が一定なので、年齢が上がっても保険料が上がることはありません。このことから、終身タイプを選ぶことが一般的です。

 

がんのリスクが高まるのは何歳?

 

がんにかかる確率は男女とも60歳代から増加し、高齢になるほど高くなります。しかし、逆に若い世代のがんの発症率は低く、60歳までにがんにかかる確率は男性が約8%、女性が約11%となっています。上記により、若いうちから保険に加入しても杞憂に終わる可能性は否めません。しかし、確率が低いとはいっても、必ずがんにかからないという保証はありません。誰もがいつでもがんになるリスクを背負っているのです。
ここで一つ注意したいのが、がん保険はがんになってから加入することはできないということです。そもそも保険とは、起こる可能性の低い事態に備え、その事態が起こったときのダメージを最小限に抑えるというものです。実際にがんになったときに、少なくとも経済的なダメージを緩和することが保険の目的です。月々数千円ずつ保険料を支払い、それを積み重ねることが安心につながるのです。早期に保険に加入することに無駄はないでしょう。

 

 

若いうちに加入したほうがお得って本当?

 

がん保険は若いうちに加入した方が有利です。なぜなら、若いうちに加入すると一回当たりの保険料を安く済ませることができるからです。ここで、25歳と45歳を例に挙げ、ライフネット生命のがん保険「ダブルエール」の保険料を参考にして、年齢による保険料の違いを比較してみます。まず、25歳男性の場合、月々の保険料は2,014円、85歳までの保険料総額は145万80円ですが、45歳男性の場合、月々の保険料は4,038円、85歳までの保険料総額は193万8,240円です。次に25歳女性の場合、月々の保険料は2,457円、85歳までの保険料総額は176万9,040円ですが、45歳女性の場合、月々の保険料は3,849円、85歳までの保険料総額は184万7,520円かかります。
以上のことから、男女ともに月々の保険料の差額が1300円~2000円になり、85歳までの保険料の総額も、若年で加入した方が安いことが分かります。また、若いうちから加入すると保険期間も長くなるため、若年で加入した方が有利であることはどこの保険会社でも変わらないでしょう。何歳から入るべきか迷った際は、早めに加入することをおすすめします。

 

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